タイトル

How much for Just the Planet ?
著者John M. Ford
ISBN067172214X
シリーズ TOS #36
分類フィクション
形態Mass Market Paperback
出版社Simon & Schuster
出版年1987/10
概要想像を絶する運命、当惑する集団、ありえないような状況!

ディリティウム。結晶状態では銀河でもっとも貴重な鉱石であった。宇宙連邦の航宙艦のエネルギー源であり、クリンゴン帝国の戦闘艦のエネルギー源でもあった。今、Direidiという名の宇宙の片隅の惑星でかつてない程の大量のディリティウムクリスタルが発見された。
 オーガニアン平和条約の規約に従えば、その惑星は、その惑星と資源を最も効果的に開発することのできる側に所属することになる。双陣営はそれぞれの艦隊の最良を投じてその掘り出し物を争うことになった。連邦側はジェイムズ・T・カーク艦長と〈エンタープライズ〉、クリンゴン側はKaden vestai-Oparai艦長と〈ファイア・ブロッサム〉である。 ただ、Direid人たちが独自でこの争いの筋書きを書いたため、〈エンタープライズ〉のクルーたちは今までに経験したことのないような奇妙な冒険へと巻き込まれた!

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by (智)

超ドタバタコメディ。ST以外の英語圏の文化に疎い私には、完全にお手上げ。翻訳(注釈付き)で読みたい。良くできたコメディだとは思うが、緊迫感がないので途中で読むのを止めても、続きが気にならないのか、一番時間が掛かってしまった。ただし、だらしのないバルカン人の女性と、ミルクセーキをかけられて狂ったコンピュータは傑作である。これだけでも一読の価値はあるかも。カークたちの方はどうせ最後は上手くまとまるだろと思うからそう心配しないが、このバルカン女性を含む探査船の3人はどうなるのか心配で、最後近くに〈エンタープライズ〉に転送された時には、良かったね、と声をかけてあげたくなった。