2017年の山旅 


河内飯盛山

【登 山 日】 2017年1月29日  【メンバー】土野茂賢、芳村嘉一郎、芳村和子

10時ちょうど野崎観音前バス停に着く。土野さんが待っていて下さった。観音さんの石段を登り終えて境内へ入る。大きな酉の墨絵の絵馬がかかる本堂に詣で、本堂裏から山に向かう。北河内最古の永仁二年(1294)の銘がある石造九重層塔のすぐ上からは南の展望が開け、紀見峠までが見通せた。さらに何カ所かの休憩所があり、地域の方が道の補修や清掃など保全に努められているのに出会う。
 野崎城跡は標高114.4mの野崎観音裏山に本曲輪の削平地を構築したもので、東高野街道を見下ろす交通の要害であり、飯盛城の支城の役割をしたと考えられている。七曲りコースの途中から、最短の竹林コースに入る。美しい竹林の緑の中、せせらぎに沿って急坂を登るのに、何度も立ち止まって息を入れる。途中でも何人もの人に出会ったし、山頂付近もいつになく賑わっていた。少しく下った展望台で土野さんから熱いコーヒーをご馳走になる。晴れていれば京都タワーも見えるそうだ。今日は少し曇っていて残念ながら眺望は今一つだった。急な階段道を降りる。前にきたときは苗が植えられたばかりだった梅林では、すっかり成長した木に少し花が開いていた。四条畷神社に参拝して、また新しい思い出が作れた故郷の山を下った。

三 輪 山

【登山日】2017年2月4日  【メンバー】芳村嘉一郎、芳村和子

快晴。初めてJR桜井線で三輪山へ向かう。奈良で20分も待って2両連結の列車に乗る。8時35分に家を出て三輪駅に着いたのは10時前。いつも入れていた駐車場は既に満車。 電車からの人も含め、驚くほど参拝客が多い。
大神神社に参拝。偶然にも6日前に野崎観音で見たのと同じ絵馬が奉納されていた。 くすり道を歩き、狭井神社にお参りしてお祓いで身を清めてお山に登る。登拝口(10時45分)で既に数少なくなっていた大人用の竹杖を借りる。 長くて太いので扱い難く、家に帰ると腕が重かった。今までで一番賑やかな道を登るが、何人もの人に追いつかれ道を譲る。すでに降りてくる人もあり、挨拶を交わしながらゆっくり登る。
 奥津磐座前で少し休んで水を飲み、下山。下りは流石に楽で、12時50分に社務所にタスキを返す。大美和の杜で景色を眺め、二の鳥居を出て駐車場横の小さい店でニュウメンを食べ、 参道で「みむろ最中」を土産に買う。帰りは天理で降りて20分待って近鉄で帰る。


信 貴 山

【登山日】2017年2月25日  【メンバー】芳村嘉一郎、芳村和子

「寅まつり」が行われている信貴山へ。王寺からの臨時バスで山門下に着く。仁王門には表側に昨年11月に奉納された大草鞋(長さ約1・3m、幅約32cm)が、裏側には珍しい木製の狛犬が安置されていた。普通、狛犬は右側が阿形(アで口を開く)、左側が吽形(ンで閉じる)になっているが、ここでは裏側に置かれているので逆になっている。センター横で 白虎汁のお振舞を受けて本堂へ歩く。
 絵馬堂横には明日26日、読経とともに供養される張り子の納め寅が山積みされ、弁天堂の前ではこれも明日の「寅行列」の神輿が出番を待っていた。本堂にお参りしたあと、多宝塔横から赤い鳥居の並ぶ石段道を標高437mにある空鉢護法堂に登る。うす曇りで堂前からの展望は今一つだった。
 帰りは恵比寿・大国・弁財天を祀る三福神堂、成福院の寅大師、玉蔵院の浴油堂と各堂塔を巡る。三重塔横に安置されている日本一のお地蔵さんは本堂からも見ているが、改めて傍で見ると14.5mのお身丈が実感できた。玉蔵院で寅ダルマを授かり、初めて開山堂に行く。古い道標で堂の裏側へ出ると、信貴山中興の祖・命連の墓があった。堂内を拝観し、急坂を赤門前に下り、曾我乃家で寅まんじゅうと草餅を土産に買う。
 門前町を抜けて信貴山バス停横から、もとのケーブル道に入る。かなり急な道を直線に下って西和青凌高校の前に出て、さらに信貴山下駅までずっと見通せる信貴ケ丘の住宅街を、うんざりするほど歩く。ちょうど来た電車に飛び乗って王寺へ帰った。


伏見・稲荷山 

【登山日】2017年3月10日  【メンバー】芳村嘉一郎、芳村和子

今にも降りそうな空模様に迷っていたが、晴れ間も見えだしたので出発。9時39分奈良発の普通列車は尻に根が生えるほど時間がかかり、10時49分、稲荷駅発。駅のトイレに行っている間に、京都からの列車が着くと続々と降りてくる人で駅構内は満員になる。さすが3年間連続で「外国人に人気の観光地第一位」だけのことはある。本殿から千本鳥居を奥宮に行く間もぎっしりと人波が続く。「おもかる石」はツァーの団体客などの行列に諦めて先へ行く。三ツ辻あたりからやっと人が減ったが、それでも三の峰、間の峰と大勢の人に交じって歩く。一の峰に当たる稲荷山山頂は標高僅か233m。しかし、ここまでずっと続いた石段登りでしっかり汗をかいた。
 下りの御剱社では真剣に祝詞をあげている若い人がいた。清明滝や眼力社など多くの社を見ながら下り、四つ辻でテルモスのお湯で熱いコーヒーを作り、眼下の景色を楽しみながらパンを食べる。三ツ辻へ下る途中で「ウーイェイ!」スマイルの瀬戸とよしたかに出会う。写真を撮っていいかと聞くと、「一緒にどうぞ」と和の横でポーズを取ってくれた。お産場道を下り、本殿前に帰る頃にパラパラと大粒の雨に会う。参道でキツネのカステラ饅頭を土産に、帰りは宇治から快速に乗り換えて16時前に帰宅した。



高 取 山 

【登山日】2017年3月15日  【メンバー】近藤法子、芳村嘉一郎、芳村和子
【コースタイム】 壷坂寺10:00…林道分岐10:15…五百羅漢…城址入口11:00…本丸三角点11:45…昼食12:05〜12:26…五百羅漢13:10…13:25壷坂寺


 近藤さんの車に乗せてもらい、壺坂寺の駐車場へ車を置く。久しぶりに五百羅漢周遊路を歩く。羅漢さんだけでなく、如来、菩薩、諸天など様々な石仏の宝庫である。非常に気温が低く、キルティングを着たままで汗もかかず快適に登る。城址入口から、これも久しぶりの八幡神社へ登る。誉田別命を祭神とする高取城の鎮守社は、明治の廃城後は社を守る人もなく荒廃し、金属ロープで支えられていた。壊れた石段を登ると社殿の横から正面に二上山、その横に大阪の市街地が浮かんでいた。長い階段を下り、城址へ。
 本丸下には可愛いクマの標識ができている。時々、雪が舞ったが風は思ったほどでもなく、無人の城跡をゆっくり楽しむ。朝から誰にも会わずに貸し切りかと思っていたが、本丸三角点に上がる頃、数人のグループが登ってきた。二の丸下の東屋で簡単な昼食をとる。コップに入れたお湯がすぐ冷えた。帰りは同じ道を下るが、登ってくるいくつかのグループに出会った。五百羅漢周遊路分岐からは少し荒れ気味で、ロープを張った個所もある急坂を五百羅漢に下る。壺坂寺に帰る頃、皮肉にも青空が見えて葛城山に陽が当たっていた。下山後、高取の町屋の雛巡りをして、また近藤さんに送って貰う。


伏見・稲荷山 

【登山日】2017年4月2日  【メンバー】芳村嘉一郎、和子、美穂、風雅

帰省中の美穂、風雅と4人で伏見へ。駅を降りると好天気の日曜とあって、先月にも増して大勢の人で賑わっていた。参道左手の末社を拝み、本殿に参拝し、神楽を拝観して東丸神社に参る。
奥宮から千本鳥居を潜り命婦谷・奥社奉拝所(奥の院)へ。小さな鳥居がうず高く奉納され、前にはキツネの面の絵馬がぎっしり掛けられている。顔は自分で書くのだが、中には今風のイケメン顔もあった。横の「おもかる石」を試してみた。「灯籠の前でまず願いごとをして、灯籠の頭の部分(空輪)を持ち上げる。自分が予想していたよりも軽いと感じたらその願いごとは叶い、重いと感じるようであれば願いごとは叶わないと言われている。」思ったよりも軽々と差し上げられた。三ツ辻下の急階段で美穂が少ししんどそうだったが、栄養補給して回復して順調に登る。四ツ辻で展望を楽しんだあと、前回下りに使った御劔社を通る道を登る。途中、眼力社でおミクジを引くと「大吉に向かう」だった。一ノ峰に着き参拝をすませ、帰りは二の峰、三の峰経由で四つ辻に出て、お産場道を下った。先月と同じ店で土産を買い、参道で「いなり定食」を食べて帰る。


葛 城 山 

【登山日】2017年5月19日  【メンバー】反保米美、芳村嘉一郎、芳村和子
【コースタイム】ロープ山麓駅 09:00 … 櫛羅ノ滝 09:15〜09:25 …不動滝分岐09:50〜10:00 …ツツジ園上11:20… 山頂三角点13:15 … ロープ駅15:25


久しぶりのバスに揺られてロープ駅に着き、動物除けの柵の扉を開いて山道に入る。急な階段で堰堤を越え、櫛羅ノ滝で写真を撮ってマイぺースで休まず歩く。いつもと違って話し相手があるので、和も楽しそうにおしゃべりしながら歩く。行者ノ滝(ニノ滝)への道は崩壊して通行禁止の標識があった。初めて倒木に腰を下ろして休む。ここから懐かしい沢沿いの道はよく整備されていて、急坂と平坦な道の繰り返しで次第に高度を上げる。最後の頑張りで天神ノ森への分岐に来て直進。婿洗い池への途中で左へ橋を渡り自然観察路に入る。急に人の気配が減り、新緑の中に真っ赤なレンゲツツジの群落が点々と現れる。
 ゆっくり登り続けて白樺食堂前の遊歩道に出て、先にツツジ園へ。ツツジを正面にした金剛山が青空に映え、大勢の人で賑わっていた。 なにはともあれ売店で鴨串と缶ビールを買って、前の日陰でのどを潤し、お握りなど食べる。いい気持ちになって下の桟敷まで降りて、高原ロッジへ登り返す。ヤマツツジなども満開をやや過ぎた感じだが美しく咲き残っていた。山頂標識で記念写真を撮り、白樺食堂前に下ると藤棚にフジが咲き残っていた。売店前で遊歩道を離れ、ダイトレに入る。また静かな道に帰り、北尾根を下る。 ウグイスやホトトギスの声に交じって、時々キツツキのドラミングが聞こえた。白いフジが芳香を放つところを過ぎて、展望台にくる頃から救急車のサイレンが何度も聞こえていたが、登山口に降りつくと、救急隊員が登っていきバス乗り場には救急車やパトカーが何台も見えた。私たちは無事、下山できたことに感謝してバスに乗り込んだ。


観 音 峰 

【登山日】2017年6月13日  【メンバー】近藤法子、芳村嘉一郎、芳村和子
【コースタイム】登山口10:35…観音ノ水10:50…観音平11:35〜11:50…展望台12:15〜13:00…登山口14:30

アピタで近藤さんに拾ってもらって観音峰へ。登山口へ着いたのは10時25分、空きがあるか心配していた駐車場は思いがけずガラガラで、ちょっと拍子抜けした。歩き始めは息が弾み違和感があったが、コアジサイやフタリシズカなどを見ながらゆっくり上るうちに、平常に帰る。 観音の水で喉を潤し、谷添いの道からいくつか沢を渡り、階段道や急坂、緩やかな道とゆっくり休まずに高度を上げて観音平に着く。近藤さんから頂いた草餅や家から持ってきたレモンケーキで少し腹の虫を抑え15分後出発。ここからの登りもスローペースで突破。ベニバナヤマシャクヤク自生地には、かなり手前から注意書きと縄張りがしてあった。 ここまで誰にも会わなかったが、展望台にはザックとお茶のボトルが置いてあった。 とりあえず先に保護ロープの張ってある道を歩く。
 2年ぶりに訪ねてみると、保護が行き届いたためか花の数は少し増えていたが、木が若いためか花が小さく感じた。また南側斜面はススキが生い茂り、昔はこれも見ものだったジキタリスは一株も見当たらなかった。いかに外来種とはいえ、少し可哀そうな気がする。ここで写真を撮っていた人が先ほどの荷物の主で、我々が展望台に帰ったしばらく後で静かに下山していった。貸し切りになった展望台でゆっくり周囲の景色を楽しみながら食事を済ませた。 下りは近藤さんが足を痛めたので、ゆっくり下る。しばらくして3人組の登山者が下りてきたので道を譲る。観音平はコバエが多く、汗の匂いにつられたか寄ってきて背中を刺されたりして、ゆっくり休めない。途中で、もう一度休んだがここでもしばらくするとコバエの攻撃にあう。観音水をボトルに入れて登山口に帰った。人が少なくて花も展望もゆっくり楽しめた。


金 剛 山

【登山日】2017年9月20日  【メンバー】嶋本末美、芳村嘉一郎、芳村和子
【コースタイム】ロープウェイ前駐車場 09:00… 寺谷入口 09:20>… 文殊岩屋10:35…葛木神社 10:45… ブナ林、仁王杉、転法輪寺、社務所前、行者堂 … 国見城址 11:20 (昼食)11:45 … 細尾谷下降点 12:10 >…念仏坂道出合13:17 … ロープウェイ前駐車場 13:30


今夏の暑さは尋常なものではなかった。熱中症を恐れてあまり外へも出ず、加えて足腰に衰えを感じたことや車を手放してからの億劫さをもあって、7・8月は和の行きたがっていた富士山へも行けなかった。先々週、ハチキン(こと嶋本)さんに誘われていた金剛山行きも、熱中症気味でドタキャン。今日、改めて同行をお願いして7時半、天理駅前でピックアップして頂く。水越トンネルを越えて千早のロープ前駐車場へ。いくつもある駐車場はウィークデーなのに、すでに多くの車が止まっている。その一つに車を置き、伏見峠に通じる広い念仏坂道に入る。岩から冷たい水が滴り落ちる水場を過ぎてすぐ左の寺谷に入る。
 最初は太尾からの登りを思わせる植林の中のジグザグ道で、すぐなだらかになると右に小さな滝のかかる沢を見下ろしながらゆるく登っていく。壊れかけた橋やロープを取り付けてあるところ、小さな広場や水場などが現れる。ヤマジノホトトギス、アキノチョウジ、ツルニンジン、イヌショウマ…他にも色々な秋の花にカメラを向ける時が休憩替わりで、ゆっくり休まず登る。小広場を過ぎたところで、歩き始めて1時間たったので腰を下ろして水分を補給する。曇り空で湿気も多く、すでにシャツは汗でぐっしょり濡れている。10分ほど休んでいる間にも、常連らしい人が何人も登って行った。走るように下ってくる若い男女もいる。歩きだして5分ほどして頭上に稜線が見え、ここからが正念場とハチキンさんは言ったが、道もよくゆっくり登っていくと思ったより楽に文殊の岩屋の近くの山頂遊歩道に出た。
 国見城址への分岐を右に折れて葛木神社へ向かう。福石を過ぎて神社境内に入る頃からパラパラと雨が落ちてきたがすぐ止む。参拝を済ませブナ林へ。雑木が高くなって葛城山の展望が少し狭くなったようだ。ここではキンミズヒキの大群落。仁王杉から夫婦杉を見て轉法輪寺へ詣で、牛石をなで行者堂へ手を合わせて国見城址へ。ぼんやり霞む河内平野を見下ろしながら、ベンチに腰を下ろして弁当を食べる。ハチキンさんから食後のデザートを頂いた。正午のライブカメラで人が多くならないうちにと下山にかかる。
 文殊尾根への道を過ぎて、シルバーコースの標識を見て下り始める。最初から急な転石の多い谷道で、ハチキンさんが、目の悪い私にゆっくり行くようにと何度も気遣ってくれる。ほとんど水量がないと聞いていたが、台風の後で水量が多く、靴が浸かるほどのところもあった。また岩が濡れていて「シルバーコース」と言われる割には時間がかかったが、 それでも1時間足らずで下れた。誘ってくれたハチキンさんには、老体を気遣い、労わりながらご一緒して頂いて心から感謝する。


高 円 山

【登山日】2017年11月22日  【メンバー】芳村嘉一郎、芳村和子


次の日曜日に「まほろば」のガイド役を頼まれているので、その下見で高円山に行く。高畑でバスを降り住宅街を抜けて、宅春日神社前から白毫寺の下の道を樋之口池に来る。今にも降り出しそうな空を気にしながら山に入る。去年下りてきた道は入口が塞いであるので、谷沿いに直進する。上の池を過ぎると急坂になり、一歩ずつ踏みしめるように登ると演習林からの道と合流し、登山口から40分で火床へ出た。ちょうど大グループが下山するところだったが、食事は後回しにしてドライブウェイへの道を見に行く。周囲をススキに囲まれた小広場の辺りが少し、ぬかるんでいた。
 高円ホテル跡の最高所へ登ったが、今回も標点は見つからなかった。帰りは、近道の斜面を漕ぐように登って二等三角点に出る。火床に帰り、遅い昼食を採る頃には青空が広がり、素晴らしい展望が楽しめた。帰りは以前登りに使った「滝坂の森演習林」へ下る。以前より整備されて歩き易くなっているので、本番はここを登路にしようと思う。分かり難い演習林の平地部分の道両側に、石を置いたりしておく。春日大社にお参りした後、近鉄奈良まで紅葉を見ながら帰ると二万歩近く、楽しいBirthday Trekking になった。

高 円 山

【登山日】2017年11月26日  【メンバー】まほろば365グループ他計16名、芳村嘉一郎、芳村和子


奈良県や市の観光協会、ホテル関係者とのコラボで高円山から春日奥山へ歩く。集合場所の浮御堂へ着くとまだ30分あり、付近の写真を撮って時間を潰す。集合時間の10時になり、参加者に挨拶とガイド役としてのお願いをして出発。演習林からは山に慣れない女性を私のすぐ後ろにしたので、非常に楽に登れた。
 火床で観光協会、大文字保存会の田中さんから大文字の説明あり、初めて公式には登山禁止になっていることを知る。少し休んで二等三角点、最高所へ案内。展望台横で昼食。女性陣から色んなデザートが出た。ドライブウエイを歩いて新池へ。紅葉は数が減り色も今一つでがっかり。穴仏を見て首切り地蔵へ。ここの休憩所は取り払われ、新しいベンチが置かれている。 春日遊歩道が工事中だが、妙見堂から下ることになり、五色モミジのトンネルへ。時々はっとするほど美しい紅葉に出会えた。途中で少しパラパラと降られて傘を出すが、すぐ止む。妙見堂本堂はかなり上まで階段続きで、真ん中あたりで諦めた。やや難路を滝坂道に下ると、まもなく朝の登山口。ゆっくり駄弁りながら割石バス停へ下った。