1997年 春の庭
二年目の春になりました。全体にパステルカラーに統一したのですが、かえってはっきりしない感じになってしまいました。
デージーも前年の濃い色に比べて華やかさに欠けるようです。ただ、その後ろの姫金魚草(リナリア)の混色のパステルカラーは結構目を引くものでした。
少し残念だったのは、デージーやリナリアが盛りの時、まだけしの花が咲いてくれなかったことでした。
南側に家があり、あまり日当たりが良いとはいえない我が家の庭。散歩途中に見かけるお庭よりも花の咲く時期が遅れるようです。
けしだけでなく、矢車草やニゲラなども結局夏の花の植え替え寸前になってようやくさきました。
左の写真は、家の西側の要壁の上からとったものです。
花が咲く時期がずれたため、うっそうとした写真になってしまいました。また、花の色も薄く、苦労したわりには写真写りの悪い庭になってしまいました。
これに対して北庭(写真右)は、ことのほか気にいったものができました。
前年のこぼれ種のノースポールからの苗をあちこちから集めてここに植えました。
また、左に見えるデージーも前年からのこぼれ種をそのまま育てたもので、色も濃く、とても力強く咲いているように思えるのでした。
この春はじめて、要壁の上にも花を植えてみることにしました。比較的強いと思われるすかし百合を植えました。
けれども、色の違うものを植えたため色によって咲く時期が揃いませんでした。
一度に咲いて、しかも花の時期を長くと言う注文は、本当に欲張りなのでしょうが、、、、
門の周りには、はじめチューリップを置きました。これはなおちゃんが植えてくれたもので、プランターひとつに20球もの球根を植えたものです。
球根を買いに行ったとき、どこかのおじいさんがとてもていねいに教えてくれて、なおちゃんがそのとおりに作ってくれました。
チューリップが終わった後は、ロベリアとゼラニウムで楽しみました。
庭の中は、色が薄く失敗してしまいましたが、門の周りは気に入ったものが出来ました。