ddが二つ以上で他にdがあった場合・・・・・・・その犬は子供や老人には向きませんし、それでも選んだのなら前のページの
各種の支配性のテストと同じ事を毎日やって、犬がそれを受け入れるように
なるまでやりつづけて下さい。(ちなみにうちの犬はこれでした。)
三つ以上のdがあり、ddが一つ以上の場合・・・・・相当支配性の強い犬です。手荒な扱いをしてはいけません。
やはり毎日支配性のテストをやりつづけるのがよいでしょう。
三つ以上のs・・・・・・・・・・・・・・・・・・だいたいすべての家庭に適します。
二つ以上のss・・・・・・・・・・・・・・・・・・非常に従属的な犬なので、うんと力づけてやる必要がありますし、
やさしく扱わなければいけません。手荒く扱うとこの犬はだめ
になってしまいます。
◎第一段階のテストをやって不審の点があれば家族の他の人にもやってもらいましょう。こうすればみんなが
子犬の選定にかかわったことになりますし、、子犬によっては(特に子供に対して)別の反応を示すことがある
のを気づかれるでしょう。
◎「ひとについてくる性質」あるいは「社会生活における支配性」で「独立性」が高いと評価された犬は
必ずしも飼犬として悪くはありません。この犬は他の犬にくらべて一人の飼い主になつく傾向があります。
また、これらは独立性の強い犬で、しかも他の「支配性」のテストでddがついた犬は「支配性」のテストを
毎日訓練としてやらなければいけませんし、あなたが飼い主として支配的な立場を維持するのは難しいかもしれません。
◎テストをやるとき、誰かに犬に見つからないように観察してもらうと一番良いのです。
こうすればスコアをつけるためテストを中止することなくスムーズにテストを進めることができます。
どんなタイプの犬をえらんでも、犬は成長するにつれ環境によって変わってくるのだということを忘れないでいてください。
また、このようにして選ばれた子犬につづけて種々のテストを行ってみると、四〜七ヶ月の年齢に達すると
犬は自分の性格を偽るような傾向がわかります。
そしてさらに年をとると本来の性格をあらわすようになるのです。