犬の場合耳の中に毛がはえていることもぜひとも覚えておいて欲しいものです。
とくに耳がたれている犬では気温の上昇とともに耳の中が蒸れて臭くなってしまうことがあります。
放っておくと炎症をおこすこともありますので、手入れはこまめにしておくです。
まずは耳の中の毛の処理法ですが、生えている方向に沿って手でむしるように
引っ張ると簡単にぬけます。「そんな可哀相な?」なんて思わなくても大丈夫。
犬にとっては人間の耳掻き掃除と同じぐらいに気持ちいいのですから。
ただし優しくやることがポイントです。手で抜けきれない短い毛や細い毛は、鉗子を使って
処理するといいでしょう。
毛の処理が終わったら、耳の奥にたまったアカを綿棒をしっかりとります。
残っているとニオイの原因になるので、徹底的にとること。
炎症があるようなら、この時に薬を付けておきましょう。
室内犬の場合、部屋の中にいる時間が長いため、足の裏側にあるパッドとパッドの間の毛が伸びてきます。
足の裏の毛が伸びすぎると歩きにくくなり、特にフローリングの上では、よく滑るので、、犬にとっては
災難なことであります。かならず、伸びすぎていないか、チェックしてあげましょう。
足の裏の毛は。パットとパットの間から生えています。パットの間の毛の根本まで切ってしまうと、
お散歩など外出の時にパットの間に小さい石などが入り込むので、注意が必要です。
理想的なカットの仕方は、パットよりほんの短くするのがいいでしょう。
足と言えば爪のカットもお忘れなく。専用の爪切りを使い、爪のカーブした所を目安に切ると
切りすぎがないでしょう。爪の根本の方には血管が走っています。
そこまできると痛くて、爪切りの大嫌いな犬になってしまうので注意。
爪を光に透かすとうっすらと血管がみえます。