九星


九の星(天文の星とは関係なし)により、性格、運勢、方位等を占うものである


九星の概要

   天文や暦法とは関係なく、方陣と称する数学的遊戯を基本概念
   としている。
   起源は約1000年程前であるが、由来は「遠く古代中国うの
   時代に神亀が洛水に現れ、その背にあったとされる方陣模様」と
   している。
   中国でこの方陣の神秘性に、陰陽五行説を組み合わせて、
   更に神亀の背の色と称する白、黒、碧、緑、黄、赤、紫の色を
   付加して作り上げたのが九星術である。
   下記の如く、3×3の正方形に1〜9までの数字を入れると、
   すべての方向に対して、3個の数字の和は15となる。
   古代中国ではこれを不可思議なものと考えていた。 
492
357
816
基本となる方陣  縦、横、斜めいずれも3個の数字の和は15となる


   1から9の数字に「神亀」の色を設定し、五行の「気」を割り
   当て、下記の如く名ずけている。
        一白水星・・・・・五行の「水の気」
        二黒土星・・・・・五行の「土の気」
        三碧木星・・・・・五行の「木の気」
        四緑木星・・・・・五行の「木の気」
        五黄土星・・・・・五行の「土の気」
        六白金星・・・・・五行の「金の気」
        七赤金星・・・・・五行の「金の気」
        八白土星・・・・・五行の「土の気」
        九紫火星・・・・・五行の「火の気」
   これを、年・月・日それぞれに割り当て、規則に基ずいて
   巡回させる。
   3×3の正方形において、中の位置を中宮と称し、そこに年月日の
   九星を配し、周辺の位置の九星を入れる。
   九星術では各人の生まれた年の九星をその人の本命星と称し
   それに対する「占う年月日」との五行の相関で吉凶を占う。

九星の決め方

  次の規則により年・月・日の九星が割り当てられる。
 ・年家九星
       基準年より一白、九紫、八白、七赤、・・・・と年ごとに順回する。
       九星は9年で一周し、干支は60年で一周するので、
       九星と干支の関係は、180年たてば同じ関係になる。
       最初の60年を上元、次を中元、最後を下元と称し、
       上中下三元180年で年廻りの九星の配当と運勢も循環する。
       現在の基準は元治元年(1864年)甲子の年を
       上元一白としている。
       九星術では各人の生まれた年の年家九星を
       その人の本命星と称する。

 ・月家九星
       年家九星と同様に、各月に九星を割り当て、月ごとに順回する。
       現在の基準は元治元年(1864年)甲子の年を上元としている。

 ・日家九星
       一年の毎日に九星を割りつける。
       冬至甲子(冬至に一番近い甲子の日)から、180日間は陽遁と
       称して、一白、二黒、・・・・・九紫と日毎にめぐる。
       夏至甲子(夏至に一番近い甲子の日)から、180日間は陰遁と
       称して、九紫、八白、・・・・・一白と逆に日毎にめぐる。

  次の規則を基本として吉凶が占われる。
   ・九星の吉凶判断
       九星に附会した五行の相生・相剋・相勝の理を基本とし、
       当人の本命星と年・月・日の九星との相関によって
       決められる。

  次の規則を基本として方位の吉凶が占われる。
 ・九星と方位
       3×3の正方形において、中の位置を中宮と称し、
       そこに年月日の九星を配する。
       中宮を取り囲んだ八宮を八角形で表し、真上を「南」
       として下記の如く決められている。
       各位置の配置は基本となる方陣から中宮の位置に
       対すると同じ数を減じてやれば求まる。
       九星術では特別の方向の呼び名と意味を
       下記の如く取り決めている。

 暗剣殺:対象九星の「基本となる方陣」での位置
                 に当たる方位。
                 万人に対して大凶の方位とする。

 五黄殺:暗剣殺の反対の方位。必ず五黄が入っている。
                 万人に対して大凶の方位とする。

 本命殺:その人の本命星がある方位。
                 その人にとっては凶方位とする。

 的  殺:本命殺の反対方位。
                 その人にとっては凶方位とする。