〜夏休み特集〜
夏山登山C
「わっ、ほら、あそこ見て・・・指の先には「ヤマツツジ」が新緑の草むらにひっそりとたたずんでいる。都会の花屋さんで見る花も綺麗だが、こうして見る山の草花は「わっ、きれい」と思わず声に出る。「ここで休憩しま〜す」少し広い草むらには木立の日陰もあり「昼ごはん」には丁度良いタイミングだ。洗面器ほどの石に腰を落とし、リックからアルミ箔に包まれた「お手製の弁当」を取り出すと、出来ましたよと「携帯コンロ」を持参された方からマグカップに山の幸が入った味噌汁を戴く・・・「う〜うまい!」昆布、かつお、梅干のおにぎりは「たくわんの旨み」が染み込み、見上げる青空に澄んだ空気と温かい味噌汁が絶妙のバランスで美味さを引出す贅沢な食事だ。各自が持ち込まれた果物やお菓子に最後の温かいコーヒタイムには自然に会話も弾む。過去に登られた「山登りの話」が中心で、お勧めの山や景色自慢の後で、突然の豪雨にたたられて暫らく動きが取れなかった時の苦労話が続く。苦労して登った山の経験がいつまでも思い出に残るらしい。やがて・・・そろそろ行きましょうかと、リーダーの声に「サッ」と各自がゴミをビニール袋へ、誰かが指示するのではなく「山にゴミを残さない」が徹底されている。