万葉恋歌ベスト
セレクト〜A〜


味酒を 三輪の祝が いはふ杉 手触れし罪か 君に逢ひがたき 
(うまさけを みわのほふりが いはふ杉 てふれしつみか きみにあひがたき)〜丹波大女娘子〜
高貴な方に身分違いの恋をした遊女は、神が宿る神聖な三輪の杉に触れた罪なのかと例えて、逢えないことを嘆く乙女心を詠っている。

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