ターボチャージャー

☆エンジンは空気が主役☆
車のエンジンは、燃料と空気を欲している。一般のエンジンはガソリンと空気が(正確には空気中の酸素)が必要だ。普通に考えると、エンジンを動かす主役はガソリンや軽油などの液体燃料だと思いがちだが、実は主役は空気なのであって、ガソリンや軽油などはホンの脇役にしかすぎない。ガソリン1滴に対し空気がどのくらい必要かといえば、体積的にはその約8500倍、重量的には約15倍となる。空気がなければ、いくら燃料を満タンにしてみても、クルマは1メートルも走らない。第一、エンジンがかからない。この主役ぶりをさらに高めるのが「ターボ」、正確には、ターボチャージャーだ。
☆排気のエネルギーを利用する☆
ターボチャージャーという語源はターボ(タービン=羽根車)、とスパーヂャージャー(過給機)の合成語。すなわちタービンを利用して、コンプレッサー(空気圧縮機)をまわし、そこで濃縮化された空気をエンジンに送り込むのだが、タービンをまわすエネルギーを排気ガスから得ているのがミソ。エンジンの排気ガスというのは、燃えかすだから、エネルギーなど含まれていないようだが、エンジンが生んだエネルギーの約30%ももったままでありこれをそのまま空気中に捨てているのだ。だから、この排気ガスのエネルギーを利用しないほうがもったいない。
☆ターボの驚き☆
ターボというものは小さなタービンとコンプレッサをエンジンに取り付けただけで、単純にいえばエンジンパワーが一挙に約30%近くもハネ
上がってしまうことになる。エンジンパワーを上げる装置として、これほど効果的なものは他に見当たらない。

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