冬至祭(中風封じ祈祷)
冬至の日は日中の日が一番短くなる日で、正月行事が定着する前に
は、大いなる日の神(太陽)がよみがえる、その出発に当たるとし
て、人々は一年の平安無事を願った。ヨーロッパでは、それがクリ
スマス行事となっている。法要当日は、護摩堂にて護摩祈祷と同時
に中風封じの祈祷が行われる。また、参龍所では、カボチャづくし
の精進弁当の接待も行われるので、弁当希望者は、事前に電話で予
約して下さい。カボチャは江戸時代に伝来し、冬の栄養食品として
重宝されてきた。特に冬至にはカボチャに霊気が宿り、その時のカ
ボチャを食べると、中風を始め、種々の病気にならないと言われて
いる。ご祈祷箸は、冬至祭崇拝記念として参拝者全員に授与され
る。