奈良交通


◎バスツアー◎


万葉の大和路を歩く会

お問い合わせ先
奈良交通
「万葉の大和路を歩く会」係
0742-20-3133

−1月−
第225回 万葉の大和路を歩く会
「矢田の野から歎きの平群谷へ」
●講師 和田嘉寿男(武庫川女子大教授)

運行日 平成10年1月18日(日)
参加費 テキスト・バス代他必要

コース
 郡山〜バスで矢田寺〜矢田丘陵〜松尾寺〜長屋王墓
 〜吉備内親王墓〜近鉄平群駅(徒歩約6キロ)

ガイド
 「矢田の野の 朝芽色付く あらち山
  峯の沫雪 寒く降るらし 作者未詳」
 冬の矢田丘陵にナンテンの赤い実がなるころ、尾根をたどれば、
 東に大和盆地が一望のもと。平群谷には奈良時代の悲劇の宰相・長屋王と
 吉備内親王の墓がひっそり。

−2月−
第226回 万葉の大和路を歩く会
「壬申の乱をゆく10 高安山・衞我河」
●講師 山内英正(甲陽学院高校教論)

運行日 平成10年2月15日(日)
参加費 テキスト・バス代他必要

コース
 三郷駅〜バスで高安山駅〜高安城跡〜高安城倉庫跡〜信貴山朝護孫子寺
 〜八尾市・恩智神社〜柏原市・石神社(智識寺跡・河内離宮跡)
 〜柏原市役所前・大和川と石川合流点(衞我河)〜近鉄安堂駅
 (徒歩約11キロ・少々健脚向き)

ガイド
 「君があたり 見つつも居らむ 生駒山
  雲なたなびき 雨は降るとも 作者未詳」
 吉野に蜂起した大海人軍の戦の跡を追う。
 大海人軍の坂本臣財は龍田、平石野の陣から、
 生駒信貴連軍の高安城の近江軍を攻め、高安山を下り、
 衞我河で壱岐史韓国と戦う。

−3月−
第228回 万葉の大和路を歩く会
「水たぎつ吉野宮滝」
●講師 犬養孝(大阪大学名誉教授)

運行日 平成10年3月29日(日)
参加費 テキスト・バス代他必要

コース
 吉野駅〜金峯山寺・蔵王堂〜稚児松地蔵〜喜佐谷〜象の小川〜桜木神社
 〜宮滝・吉野川河原〜バスで近鉄大和上市駅(徒歩約8キロ

ガイド
 「昔見し 象の小川を 今見れば
  いよよ清けく なりにけるかも 大伴旅人」
 大海人皇子(天武天皇)が壬申の乱の乱を前に逃れた吉野。
 皇后・持統天皇が31回も行幸した吉野離宮。
 花の吉野山から離宮跡を偲ぶ吉野川宮滝へ、清流に沿って下る。



特別企画・万葉旅行

お問い合わせ先
奈良交通観光社大阪営業所
06−344−6855 −3月−
第227回壱岐・対馬万葉旅行
「遺新羅使人の松浦の海へ」
●講師 清原和義寳
    (武庫川女子大学教授)

運行日 平成10年3月12日(木)〜14日(土) 2泊3日
会費  未定(会員1,000円引き)
定員  80人

コース
 集合=関西国際空港 午前9時
1.関西空港−航空機で対馬空港−バスで小般越−万関展望台(万葉歌碑)
  −万関橋(万葉歌碑)−厳原(泊)
2.宿−バスで樽ケ浜〜船で和多津都神社〜船で樽ケ浜−バスで上見坂展望台〜石屋根の家
  〜厳原港−フェリーで郷の浦港−郷の浦(泊)
3.宿−バスで岳の辻展望台−勝本・城山公園−鬼の窟−百合畑古墳群−猿ケ岬・ほらほげ地蔵
  −遺新羅使人墓−郷の浦港〜ジェットホイルで福岡港−福岡空港−空港機で伊丹空港

ガイド
 「ありねよし 対馬の渡り海中に 幣取り向けて 早帰り来ぬ  春日老」
 遺新羅使人の旅は、荒れる海路の連続。今の博多港を船出すると
壱岐、対馬、その先は韓国(からくに)。「百船の泊つる対馬の浅茅山」
「新羅へか家にか帰る壱岐の島」の美しい島と海に心を残す旅。



日本文学の四季

丹後・若狭文学紀行
与謝野鉄幹、山川登美子と水上勉の故郷
●講師 太田登(天理大学教授)

運行日 平成10年2月28日(土)〜3月1日(日) 1泊2日
集合  JR新大阪駅 午前8時20分
定員  45人
参加費  44,800円(2名1室)

コース
 1.大阪ー丹後加越町・江山文庫晶子歌碑ー与謝野礼巖記念碑
 ー晶子・鉄幹ゆかり天橋立の宿・対橋ー若立町大内峠一字観公園ー晶子・鉄幹歌碑
 ー天橋立(宮津ロイヤルホテル泊)
 2.宿ー若狭大飯町・水上勉の若州一滴文庫ー若狭小浜公園・山川登美子歌碑
 (千本格子の三丁町)ー東大寺お水送りの神宮寺ー鵜の瀬ー京都駅

ガイド
 「それとなく 紅き花みな 友にゆづり
 そむきて泣きて 忘れ草つむ  山川登美子」
 丹後加越町の江山文庫は、与謝野礼巖・鉄幹父子、与謝蕪村の故郷の文学館。
若狭小浜は「明星歌人・鉄幹をめぐって乱れ髪の歌人・晶子と恋敵だった
白百合の歌人・山川登美子の故郷。
作家・水上勉が故郷に建てた若州一滴文庫に水上文学を思う。

お問い合わせ
 奈良交通観光社大阪営業所
06−344−6855

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