第9回

◆ローコストハウス

カタツムリ派に贈るケーススタディ。

600万円でマイホームを造ろう!

今回は我が家のドキュメンタリーです

30才半ばからまたまた10年が経ちました。
丁度今の私の年齢です。今までの家も良かったのですが
同居の母親が年齢的に不便を覚える様になってきました
バリアフリーを検討しなければ・・・

今まで母親は2階の個室で寝起きしていましたが階段が苦痛になって
来ました。また我が家は道路と玄関の段差が1.5mほどあり
それを一気に上がるのもしんどい様です。それに外のことですから
下りるときに転んで怪我でもしたら寝たきりにもなりかねません。
引越しも考えましたがお金のかかる子供を抱えた今、資金的に
余裕もありません。ここはお金を掛けずに増改築するしかないようです。

まづ、玄関横のガレージをつぶしてそこを玄関にしました。
そうすることで、玄関と道路の段差は40cm程になりました。
残りの1m強の段差は玄関を入ってからゆったりとした階段を設ける
ことで解消しました。
玄関(画像ですので少々時間がかかります)
次に今までの玄関の位置に母親が使う納戸を兼ねた念願のロッカー室
を造りました。これで玄関に最小限の下駄箱を置くだけで用が足ります
急な来客の際には取り急ぎナンデモカンデモしまっておける空間は
非常に有り難いです。
納戸(ロッカー室)(画像ですので少々時間がかかります)
最後に1階に母親の寝室を造りました。ベッドでの生活が気に入っている
母は庭をつぶして洋室を造ってくれと言います。タダでさえ狭い庭を
これ以上狭くしたくありません。何度か計画を練り直した結果
現在来客用にしか使っていない8帖の和室を6帖に狭めその先に
6帖の洋室を造りました。日頃は洋室を専用に使い。何かの際には
和室と合わせて12帖の空間ができ上がり母親が暮らすには充分な
スペースとなりました。庭は1間幅狭くはなりましたが植木を少し
整理するだけで事は足りました。

寝室(画像ですので少々時間がかかります)

実は水廻りも手を加えたかったのですが、予算的に手が廻りませんでした
11坪程の増改築で総予算は400万円でした。
これで後10年程はまた快適に暮らせそうです。

以下次号(今度はいつかな?)