|
松本。 諏訪。 乗鞍岳。
北陸自動車道糸魚川インターから南へ、姫川沿いに松本に向かいます。両サイドの山は次第に峻険さをまし、その雄大さに圧倒されながら谷底の川に沿ったじぐざぐ街道を走りました。昔は塩を運んだ道と思われますが、その苦労が偲ばれます。佐野坂トンネルを抜けるとすぐ右手に見える青木湖越に見える冬場はスキー場であろう、ゆるやかなスロープをえがいた山すその景色は、スイスで見た風景にも負けない、素晴らしいものでした。スキー銀座を思わせる数多くのスキー場案内看板が途切れると眺望が開け松本までもうすぐです
|
| 松本に
入れば取り敢えず松本城。別名烏城と言われる通り、黒壁で囲まれ西南方向から見上げると烏が羽を広げたように見え、かっての要害城であったことが偲ばれ国宝第一号だけのことはあると思いました。裏通りに入ると、如何にも城下町らしい雰囲気がしっかり残っています。地元の蕎麦を食べましたがその美味しかったこと。未だにあれだけの蕎麦には出会えません。帰り竹風堂の栗羊羹をお土産に買いました。 |
 |
| 上諏訪湖のホテル紅屋に宿泊。湯量豊かな温泉に入り、カルテットでビバルディの四季の演奏を聞きながらの食事。尚山の端に沈む夕日を、カーテンをいっぱいに開いて見せてくれた演出は優雅な気持ちを一段と高め素晴らしい思い出になっています。翌朝アール・ヌーヴォーの代表作エミール・ガレ、ドーム兄弟作の工芸品などを展示している北沢美術館に立ち寄りました。ライティングも美しくさすがと思わせるものがありました。
|
| 中央自動車道で帰る予定でしたが山並みを眺めていると、8月だと言うのに残雪を頂いた山が余り遠くない所に見えるではないですか。近くまで行ってみようと山に向かって車を走らせることにしました。思ったより時間がかかりそうなので地図で調べてみると、乗鞍岳とわかり勇気を出して進む事にしました。白樺の多い上高地乗鞍林道、雄大な乗鞍高原を過ぎてから畳平に到着するまでの間当時は地道で大きく蛇行し、工事箇所もあったりして渋滞し、結構時間がかかりましたが、標高2707mの畳平に着き平地では見なれない景色を前にして、疲れも吹っ飛んだ思いでした。道の直ぐそばの背丈を越す残雪、日当たりのよさそうなところに咲く可憐な高山植物の花、乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰の側壁で山スキーを楽しむ人々、眼下に広がる素晴らし眺望、等と共にさわやかにして、清らかな空気に包まれ、幸せなひと時を持つことが出来ました。帰りは乗鞍スカイラインを下り高山経由で帰りましたが今にして、高山に1泊すべきだったと悔やんでいます。 |