ターンの部屋ブレーキ編


(左側・ボルドネスの坂口さん    右側・スライド系滑りのボク)
(同じラインを滑る2人、でも滑りが明らかに違うのは・・なぜ??)

ついに、このギブスの部屋も、モーグルの真髄に迫ってきました。
前回までのは???なんだったのでしょうか???
たぶん作者の独りよがり・・・・・・・
しかし!!今回も!!!
よく考えたら、誰が??ターンの事についてレクチャーするのでしょうか???
ボク???・・・・・・できるはずありません・・・・・
もしかして、このコーナーを楽しみにしているモーグル初心者の方がいたら・・・・
本当にごめんなさい!!
これから、上手になっていくモーグル初心者に・・・・・
ボクの考えは、たぶん迷惑以外のなにものにもならないでしょう。
とある超モーグル兄貴分(過去に輝かしい戦績を残した)ですら、こんな言葉を残しています。
”ボクのテクニックなんかもう古いんだから!!
 新しい滑りかた、見つけたらボクに教えてよ!!
 どんどん、新しい滑りかた、探さなくてちゃ!!”
そう言う事なのです。そうなのです。
滑りかた、ターンに絶対と言うものはないのです。
あるとしたら、その時代に合ったターン!!
ターンと言うものは、流行(はやり)なのです。(ちょっと言い過ぎかな??)
だから、今回は、ボクが今(98’8現在)悩んでいる事について、
ボクの話を聞いてもらいたいのです。(当然ターンの中?のブレーキについて)

ブレーキが効かないくるま、乗った事ありますか?
ブレーキが効かないチャリ、乗った事ありますか?
ブレーキをかけれないインライン、滑った事ありますか?
ボクは、上記すべてあるのですが・・・・・
すべてに当てはまる事・・・・・それは恐ろしいもの以外何ものでもありません。
確実に止まる事が出来ると、確信しているから・・・・・
スピードは出すことが出来るのです。
”動く”と言う動作そのものすらそうなのかもしれません。
止まる事が、止める事が、出来るという確約がなければ・・・・・
たぶん、人間(生き物)は、何も出来ないでしょう。
これは、スキーに関しても当てはまるのは、みなさんも当然??周知の事だと思います。

そこで、モーグル(コブ斜)でのブレーキングの方法・・・なのですが・・・
要は、どこでスピードを落とすか、調整するかなのですが・・・・・・・・・
ボクは、このスピードコントロールの方法が、大きくわけて、2つあると思うのです。

1つが、コブの向こう側を、リンゴの皮を剥くように、
エッジをかましてスピードをコントロールする。

もう1つが、コブの見えている所、ようするに踏み込みから吸収する時にかけ、
踏み込み&吸収の力加減により、スピードをコントロールする。
(ここでは、自分から板をコブに当てての力かげんも含めるとしますが・・・)

・・・・・だと思うのです・・・・・・・


(ボクの減速方法・・・・スライドにて削り取る・・・・)



(もし・・・ボクが減速している場所で減速する必要がなければ・・・)



(踏み込み&吸収による減速)



上手な人は、この2つの方法を、その時のその状況で最適な比率で使い分けていると思うのです。
ここで・・ボクの場合・・・なのですが・・・・
ボクは、リンゴの皮を剥くようなスライド系で滑るのですが・・・
当然このスライドさせている時に、ブレーキングをするのです。
しかも・・・ボクはこの部分で、この方法で、しか・・・ブレーキングをできないのです。
先ほどの2つの方法の使い分けは当然・・・・・・・・
踏み込み&吸収でのブレーキングが全く出来ないのです。
特にボクが、モーグルに、はまった頃の雑誌には・・・・
陽と陰と言う言葉がよく使われていました。
フォールラインに向かって見えている所を陽、
見えない所(コブの向こう側)を陰と、
そして、陰の部分を意識して滑れと・・・・・・

これは、当時、当て系の滑りから、ターン重視へとモーグルの滑りが変化した時、
その意識の改革として、もうすでにモーグル滑りに、はまっている者に対し言われ
たものだと思うのです。
でも・・・・・・
この時から、モーグルに、はまったボクにとって・・・・
逆に、陽の部分を意識しない滑りに、磨きを??かけてしまったようなのです・・・
ボクの場合、できるだけ早く、コブの向こう側をとらえ、エッジをかまし減速する。
これに終始したのです。
このため、ボクの減速方法は、板を陰の部分で振ってのものとなったのです。
どんなに、攻撃的に攻めようとしても・・・・・
板を横に向けなければ、減速できないボクの滑りは・・・・
要は、今の自分の滑りが、どの様な特徴(短所・長所を含め)を持っているかを
正確に見て、次にどんな技術を身につけ、どちらの方向に感性を持っていくかを
考えなければいけなかったのです。
その人なりに、誰にでも得意な技術が存在するのですが、
その技術をさらに磨くのか、
違う技術を、さらに上手になるための手段として取り入れておくべきかは、
その人によって違うのです。

ボクの場合、このモーグルを始めた時期に、
得意な?スライド系だけに磨きを?かけず、
陽の部分を意識した、当ててからの吸収の動きを、
もっと練習すべきだったのです。


(減速方法の違いが・・?!この様にターンの違いになって・・・現れる???)

では、この様にスライド系での減速しかできないボクに・・・・
今何が、1番問題かというと・・・・・・・・・・・・・・・・
モーグルチックな滑りが出来ないのです。
そう!!攻撃的なライン取り・・・・・・・・・
ラインをもっと真っ直ぐ、踏み込んで滑りたいと思っても、
その様に入ろうとすると、スピードがコントロール出来なくなってしまうのです。
ようするに、体が恐い!!といって、そのラインを無意識に拒否するのです。
踏み込み&吸収でスピードコントロールができるんだ!!
と体が理解してくれていると、そのラインには、簡単に入れるのですが・・・

それと、もう1つ、ボクの減速の方法では・・・・
リンゴの皮を剥くようなスライド系ブレーキング方法では・・・・
加速できる部分と、ブレーキング部分が同じ場所なのです。
だから、加速とブレーキングを使い分けようにも、その物理的範囲に制約を受けるのです。
コブ斜面に対して、自分が働きかけれるを損していると言う感じです・・・

今回は、ボクのブレーキングの方法について、今悩んでいることを紹介しました。
これは、ボクの悩みを紹介したもので・・・・・・技術的根拠は全くありません。
だから、ボクは、この悩みそのものが、正しいものか!有意義なものか!すら・・・
わかりません・・・・・


だれか・・・この悩みに・・・・天の声を・・・・・
ただし・・・ボクと同じ・・・・レベルで・・・・・お願いします。




・・・・・おわり・・・・・

次回は・・・・・?????


(このコースをどの様に滑るのか・・・)