「紀子・・・せんせい」 「ぁ・・・さとし・・・くんっ」 　優しく胸のふくらみを包み込む手の感触よりも、身体を重ね耳元で静かに囁くその声が私の頭の中を熱く焦がした。 小さく喘ぎ、両手を股間に差し入れ太腿で強く挟み込むっ。 「せ、先生っ？」 　私の反応が理解できなくて引き抜こうとする彼の手を両脇の隙間を締め付けて阻むと、私は熱いため息をこぼしながら答えた。 「続けて・・・ううんっ、止めないで。こんな気持ちのまま放り出さないでっ」 　情感がこもった声が、戸惑いの中にいる彼を突き動かしてくれる。 「紀子先生がいいのなら・・・僕っ、先生をっ・・・先生を・・・っ」 　まだ躊躇いが残った言葉を口にしながらも、聡くんはしっかりと私の胸を包み込み、そしてソープの泡の付いた手で直接洗ってくれたの。 「うんっ、そぉ・・・優しくぅ・・・」 　膨らみをすくい上げ、円を描くように洗う。 指を滑らせ肌を優しく擦り、乳房を白い泡で満たしていく・・・。 「はぁぁ、上手よ・・・聡くんの指、気持ちいい・・・」 　甘く切ない情感があふれ出し、私はその心地よさに身体を後ろに倒すと彼に体重を預けた。 「もっと強くていいのよ・・・そぉ、こねて、揉むように・・・ぁぁぁ、切ないわ。胸が、おっぱいが・・・切なくて気持ちいいっ」 　身体の力を抜き全て彼に預けて、胸への愛撫に陶酔する・・・っ。 目の前でゆっくりと歪む胸のふくらみを見つめながら、熱い吐息を何度もこぼし彼にこの気持ちを伝え続ける。 「良いの？　先生・・・こうされると良いの？」 「そうよ、擦り合わせてぇ・・・先生のおっぱい、寄せて擦ってぇ」 「・・・こう？　痛くない？」 「大丈夫よ、もっと強くても・・・そう！　それくらいがいいっ」 「これくらいが良いの？　もっと強い方がいい？」 「強弱をつけてぇ・・・はぅぅン、素敵よっ、たまらないっ」 　胸全体が泡に包まれ、歪んで擦られていくっ。 揺れるふくらみの中、ピンク色の乳首が硬く尖って白い泡から飛び出してる。 「もっと先もっ・・・胸の先・・・指でっ、転がしてっ、押しつぶしてっ」 　私の願いはすぐに伝わり、彼の指先が鮮麗な刺激を与えてくれるっ。 「はンっ・・・あぁぁっ、摘まんでぇ・・・摘まんでグリグリしてぇぇ」 　指の間に挟まれた敏感なシコリが、望み通りに潰されて擦られる！ 「ぁあっ！　聡くんっ！　そんなっ・・・あぁぁぁっ、そんなにされたらっ、先生・・・っ！！」 　まだ女性を良く知らない彼の意気込みすぎた愛撫に、千切れそうなくらいの刺激を乳首に受けて、私は・・・背中をそらし腰を浮かせて・・・そう、軽い絶頂へと押し上げられていたの。