女教師紀子・第二十四章「あとがき」


第二十三章『休日の生活指導』の後編・・・・こんなに更新が遅れるとは
思いもよりませんでした。ひょっとして、最長不到記録更新?? (^^;)

その間に、外伝数本を同人作品で描いているんですけどね。(^^;)

そもそも、紀子先生のモノローグ(一人語り)による小説は
ヒロインの心情が細かく表現できる分、逆に、作者が意図する「突飛なプレイ」に
素直に従ってくれないと言う欠点があります。

例えば・・・官能小説にありがちな「脅迫して犯す!」ですが
クラスの女子の身代わりに輪姦されるとか、オナニー写真一枚でセックスはもとより
縛られて浣腸まで許すのは、ヒロインの心情を曖昧に出来る「三人称」表現では可能でも
(勢いで犯る!・・・男側の台詞を多くしたりして、ヒロインの心情を押し込める)
モノローグ小説では、この状況を「どうにかしようとする」感情が強く働く(表現される)ので
そう易々と、卑劣な男達の毒牙に飛び込んではくれないのです。(^^;)
ヒロインがバージンなら尚更、そんな自殺行為はしないはずで
車道で怪我をした猫を救おうと目を閉じて飛び出していくようなモノですね。

そんな訳で、今までの章でもそうだったのですが
せっかく作者(ある意味、誠くん)がレールを敷いて、意図するプレイを強いろうとしても
紀子先生(ある意味、作者)は、抜け道を探し出してレールから逃げ出してしまいます。(^^;)
今回の章でも、最初の意図では紀子先生に逃げられてしまい
何度も「新しい罠(レール)」を敷き直して、時間がかかってしまいました。


官能小説では「嘘」のウエイトが一般小説より高い分
作品の冒頭で、「その程度」の脅迫でヒロインが暴漢の言いなりになると
「嘘」が嘘っぽく見えて、興醒めしてしまう事がよくあります。(^^;)
でも、ヒロインの心情をある程度リアルに描くと、「嘘」をついてくれなくなるので
その辺の「サジ加減」でいつも苦労させられています。

つまり、更新のスピードは
官能的なプレイの「嘘」と、「リアル」なヒロインの心情が
上手くミックス出来るか出来ないかに、かかっていると言えるでしょう。(^^)

次回は更新スピードを重視して、あまり突飛なプレイは止めようかな・・・。(^^;)



ちなみに、当初の「レール」は
ホテルの後、立ち寄った喫茶店で利尿剤が飲まされた紀子先生が
人の往来のある駐車場で放尿させられた挙句
車中で、一也くんとアナルセックスに耽ると言う 鬼畜な「終着駅」へと続いていました。(^^;)




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