・・・インターネット”テキスト”ラジオ・・・
「教えて! 紀子先生」

<<12回配信分>>




こんにちわ、みなさん。
当放送のパーソナリティー、田辺紀子です。
新しい年度が始まって一ヶ月・・・。
リスナーのみなさんも新しい環境に慣れてきた頃でしょうか。


 今日は、いつもの放送とちょっと雰囲気が違うって分るかしら?  今回は、GW期間中にMDレコーダーを片手に街に出て収録した物を流そうと思います。
 初夏のような陽気の中、数人の学生のみなさんとお話してきました。 その内容を、放送部のスタジオから説明を交えながらお伝えしたいと思います。

 華やいだ街の様子とは裏腹に、「5月病」と言う言葉もあるように、この時期は新しい生活に馴染めなくて悩みを抱える子達も多いんですよね。 胸に付けたピンマイクに向かって独り言を言ってる先生を怪訝そうに見つめる子も多かったけど、頑張って学校の近くの繁華街を歩いてきました。
収録の際、紀子先生がデジカメを忘れた為、写真添付はありません (放送部)



 実は今、気になる子を見付けました。
 先生から少し離れたコンビニの前、駐車場の縁石のコンクリートに腰掛けて携帯電話でメールしている女の子がいます。
 普段ごく普通に見かける光景だけど、その子のスカート丈がすごく短くて、でも全然それを気にしていなくて、彼女の前を行き交う男性がみんなチラチラと彼女のスカートの中を覗き見ているの。 女の子としてあまりに無頓着過ぎるから、悩み相談とは直接関係なさそうですけど、ここは一つ同性として注意しておきたいと思います。

「あのー、少しいいかしら?」
「ん? なんだ先公か・・・・」
「え、ええっ? どうして分るのっ」
「いきなり声掛けてくるなんて、変な勧誘か学校関係者しかいないしー」
「そ、そうなの・・・・」


 生活指導慣れしてるのか、いきなり真実を言い当てられて気勢を削がれたんだけど、挫けずに会話を続けたの。


 高校2年生ぐらいの女の子。 お化粧をしなくても十分綺麗な顔立ちをしてるけれど、少し派手なお化粧のせいで老けて見えちゃってるのは残念だわ。

「なにボソボソ喋ってんの? ひょっとして危ないヤツ??」
「そんなことないわよ。 実は、インターネットラジオの放送を収録してるの。 少しお話してもいいかしら?」
「へー、じゃあ、今喋ってる声もネットに流れるんだ?」
「声は直接流れないわ。 文字に変換されて流れるの」
「んー・・・・わかんないや。 で、なに??」


 彼女が携帯の画面から顔を上げてくれたので、先生は教師として、女性として注意をしてあげたの。 すると・・・・。

「こんなの普通じゃん? 天気もいいし、みんな短いの履いてるしさ」
「男の子の視線とか気にならない?」
「見たかったら見ればいいんだよ。 今更こんなの珍しくもないんだしさ」
「そう? 結構、視線集めてたと思うけど」
「それよか、あんたがパンツ見せる方がインパクトあるじゃん。 女教師のパンチラ。  目にした男から金取れるかもよ?」
「えっ? ・・・・・・・きゃっ!!」


 そう言うと彼女は突然、傍に立っていた私のスカートを捲り上げたのっ!!
 膝下丈の白いフレアスカートがフワリと舞い上がって、膨らみながらゆっくりと降りていくっ。 慌てて裾を両手で押さえたけれど、、悲鳴で振り返った歩道の男性数人が先生のスカートの中を見つめてしまってたの!


「アハハっ! もっと大人な下着かと思ってたのに、なに今の? 地味な水色のショーツじゃん。 しかも暑いくらいなのにパンストまで履いてさー。 あ、冷え性とかなワケ? 冬とか、毛糸のパンツ履いて教壇立ってんじゃない?」

 恥ずかしさで真っ赤に頬を染めながらフレアスカートの裾を押さえる私を尻目に、彼女は出会って一番の感情を表わして笑ったの。 そんな彼女の屈託のない笑顔に、先生も怒ることも出来なくて苦笑いを浮かべるだけだったわ。

「図星だった? まっ、それに関しては人の事言えないけどねっ。 真冬でも生足で我慢してる分、毛糸のパンツ履く時だってあるしねっ。 デートの最中、 それを忘れてて、慌ててラブホのトイレで脱いだこともあったしー」
「それは・・・・かなり焦るわね」
「でしょ? 元カレってオバサン臭いの嫌いだったから、ババシャツとかも着れなくてさー。 正月でも下はキャミとブラだけだった」
「えっ? スカートの下は・・・・??」
「アハハっ! 履いてくるなって言われたこともあったっけ? サスガに『こいつバカだ!』ってマジ思ったけど」

 比較的大きな声で喋る彼女の明け透けな話に、コンビニから出てきた男性客が眉をひそめて通り過ぎたけれど、警戒心を解いて話してくれる姿に嫌な気分はしなかったの。 放送のことは忘れて、先生も彼女と並ぶように隣りの縁石に座ったわ。


「なんか、変なビデオを見て思い付いたらしんだけど。 デート中、何度も『恥ずかしいだろ?』とか『興奮しないか?』って言われてもさ、寒くてそれどころじゃないよねっ」
「ま、まぁ・・・・そうね」
「散々、寒い中連れまわしといて、部屋で服脱いだら、寒さで自分の方が縮こまってんだよ! ホント、男ってバカだよなー」
「んー・・・・ちゃんとしてる男性もいるから」
「まぁ、今のカレシは、その点では安心して付き合えるんだけどさ・・・・」

 そう彼女が口にした途端、急にテンションが下がったように感じたの。
 少し押し黙って、遠くのビルを見つめて何か考えてるみたい。

「あのさ・・・やっぱ、付けない方が気持ちいいよねっ? 愛されてるってダイレクトに感じるし、あの瞬間、すごく満たされない??」



 初め、彼女の言ってる言葉の意味が分らなくて、すぐに返答出来ずにいたの。 でも、こちらを向いた彼女の表情に恥じらいの感情が浮かんでいるのを見て、先生もその意味に気付いて顔を赤らめてしまったわ。

「変・・・・かな? でも、カレって、いつも付けて欲しいって言うんだよね。 安全日なんだから大丈夫だって言っても聞いてくれない。 私の方がおかしいのかな??」

 からかっている様子は微塵もなくて、真っ直ぐ見つめてくる彼女に先生も当たり障りのない返事で誤魔化すことが出来なかったの。

「ううん、変じゃない・・・・と思うわ」
「そうだよねっ。 薄いゴム一枚だけど、なんか隔てられてるって感じがするよねっ?」
「そ、そうね・・・・いつも、じゃないけれど」
「そうそう! いつもナマがいいって言うんじゃないんだよっ。 ホントに気持ちが高まってる時とか、付けたくないって思うよねっ?」
「え、ええ・・・・そんな時も・・・・そうね、あったかしら」
「だよね! 本当に裸のまま抱き合いたいって感じる時、あるよねっ? 付き合ってる義務感とかじゃなくてさ・・・・『欲しいっ!』って感じる時」
「そこまでは・・・・」


 核心を突く話の流れに戸惑いながらも、彼氏との関係に悩んでいるように感じる彼女の矢継ぎ早の質問に、教師としてよりも同じ女性として、返事してしまってた。

「ない? 本当にない?? オンナとして求めたくなる気持ち、感じることない?」
「なくは・・・・ないけれど、でも、自分から言い出すなんて」
「言った方がいいよ。 マジ気持ちいいし、満たされて幸せになれるし」
「分らなくはないわよ。 あの感じ・・・・付けてたら味わえないし」
「薄くてもさ、付けてたらダイレクトに擦れる感じってしないもんねっ」
「ええ、そうね・・・・何か違う感じ・・・・」
「だよねっ。 形とか熱さとか中で直接感じられるし」
「直接・・・・・」
「そう、咥えてあげる時と同じ感じ。 声とか聞かなくても、カレが興奮してくるのが分る・・・・私の中でオトコらしくなっていく感じっ」
「たくましく・・・・そうね、ビリビリと伝わってくる時もあるかしら」
「そう、それ! ビリビリ感!! それ感じた時は、必ず最後までイケるよねっ?」
「最後・・・・まで??」
「先生は、イカないっ? ビリビリの後のドクドクって感じ! カレの出したので中が熱く満たされる感じ! セックスで一番幸せを感じる瞬間!!」



 顔を擦り付けんばかりに近づけて返事を待つ彼女に、先生は本当のことを話したの・・・・とっても恥ずかしくてエッチな言葉・・・・。
 小さな声だったけれど、正直に答えたかったの。


 「最後まで・・・・そう、そんな時は最後までイッてしまうわ。 それまでのビリビリした刺激に、寸前まで昂ぶらされた感情が最後の壁を越えるの・・・・弾けた感情に彼に強くしがみ付きながら、あのドクドク感を味わうのっ。 果てていく気持ちと、熱く満たされていく感覚とが一緒になって、すごい幸せに包まれる・・・・。 何もかもが溶けて、大好きな彼と一つになって・・・・あんな気持ち、忘れたくても忘れられない! 忘れられなくて、求めてしまって・・・・でも、恥らって、今日はコンドームは付けないでって言えなくて、後悔した事、何度もある・・・・。 本当に、何度もあるの・・・・。」

「・・・・・・・・」

 か細く告白する先生の声を、彼女はじっと聞き入ってたの。
 そして、聞き終わると無言で立ち上がって、スカートの裾を直したわ。

「ありがとね、先生。 言い難いこと言わせちゃって・・・・。 でも、嬉しかった。 こんな話に付き合ってもらって。 私の話さ、ちょっとウソ入ってるんだよね。 自分から求めるって前の彼氏までの話なんだ。 今の彼氏ってすごく真面目で優しいから求めてこないし、私からも言い出せなかったんだ。 でも、先生の話聞いて、ちゃんと言おうって決めたよ。 彼がいつもコンドーム付けるのは、私が遊んでて病気とか心配なのかな?って疑ってたし、自分押し殺して彼氏を愛するなんてしたくないから、本当に求めたい時にだけ、付けないでってワガママ言うよ」

「そう・・・・うん、そうねっ。 女だってセックスの悦びを求めてもいいわよねっ!」
「そうそう! ワガママで身勝手な男が多過ぎるんだよ」
「して欲しかったらしてあげるのに、シャワーも浴びずにフェラチオなんてねっ」
「先生もイヤ?? 私だったら、不機嫌な時は張り倒すなー」
「そこまでは出来ないけど、軽く噛んだりして意地悪するわ」
「アハハっ! でも、それが良くってすぐに射精しちゃったりしない?」
「そんなマゾな人、イヤよ! お詫びの気持ちに変わるまで男らしく我慢して欲しいわっ」
「お詫びって?? いつもよりサービスしてあげるとか?」
「そうね、イヤらしい音立ててあげたり、感じて来てるフリしてあげると喜ぶから。 支配欲って言うのかな? 女から求められると、男って結構嬉しいみたい。 だから、顎が疲れるだけのフェラチオでもペニスを強く握ったまま、うっとりとした表情で見つめたり、身体を足に擦り付けたり、欲しがってる素振りをしてあげると凄く興奮してくれるわ」

「あ、その手、使えるかも・・・・」
「それから、ベッドに上がっても自分から誘うといいわよ。 彼がコンドームを付けてる間、もう待てない!って感じで身体をくねらせるの。 一人でする時みたいに、胸とかアソコとかイヤらしく撫で回して見せ付けるのっ」
「あ、私、一人エッチってあんましないから・・・・」
「ビデオとかで見たことない?? SMチックなの経験してるのに」
「縛られて、目の前でオナニーしろって言われた事はあるけど」
「まぁ、すごい! 縛られたまましちゃったの? 彼氏の前でオナニーを」
「あんま経験ないからリアルじゃなかったのかな? 喜ばなかったみたい」

「じゃあ、愛される時、愛撫する手を止めて自分でしてごらんって言われたことない?」
「それ、ないなー」
「優しくリードされると自然と出来るわよ。 最初、すごく恥ずかしいけれど、添えられた彼の手に導かれていくうちに恥ずかしさを忘れてしまうの。 求められていたはずなのに、いつの間にか求めてしまってる。 いつもの指使いで、イヤらしく感じる場所をまさぐってしまうわ・・・・。 彼に見つめられながらオナニーしてる自分にひどく興奮して、どんどんイヤらしく弄っちゃうのっ。 コンドームの事は言えないクセに、どうしてだろ? 熱く見つめられていると、はしたない行為も熱い興奮に変わってってしまう。 好きだから・・・・大好きだから恥ずかしい! でも、すごいのっ。 演技でなくて本気で感じてしまって、それだけで果ててしまいそうになるっ! 一人の時のように、指が愛しい彼のペニスに思えて、クリトリスを、膣の中をグリグリって擦られて、はしたない声を上げて喘いじゃうのっ! イヤらしい・・・・でも、気持ちいいっ。 彼が発情させたペニスを指の代わりに入れてくれなきゃ、最後までイッちゃう! でもあの時、あのままイッてしまった方が良かったのかしら?? 彼の前でオナニーで果ててたら、もっと愛してくれたのかしら・・・・?」


「ねっ、バカでしょ?? 教師してても、こんなエッチなこと考えちゃうんだからっ」

 そう言って、うつむいてた顔を上げて、横に立つ彼女を見上げると不思議な表情を浮かべていたの。 はにかんだような笑いで口元をほころばせてる彼女を不思議に思って、彼女の視線の先を追うと・・・・。


「バーカっ!! 立ち聞きしてんじゃねーよ!」


 先生が悲鳴を上げる寸前に、いつの間にか二人を取り囲んでいたギャラリーを彼女が追い散らしてくれたの。
 不満そうな表情をしながらも、コンビニの袋をぶら下げた数人の男性が顔を赤らめて猥談の場から去っていったわ。 対照的な二人を残して・・・・。

「また人が集まってきたら先生もマズイだろうから、解散するねっ」

 小さくうなづく事しか出来ない先生を残して立ち去ろうとした彼女が振り返ったの。

「ん・・・・名前、聞かせてよ。 よかったらだけど」
「田辺・・・・田辺紀子よ」
「じゃあ、紀子先生・・・・またねっ。 今度会ったら、じっくり続きを聞かせてよねっ」

 そう言うと、彼女は名前も告げずに立ち去って行ったの。
 名前は・・・・いいわよね? 知る必要ないもの。
 次の機会は、彼女の方から声掛けてくれた方が嬉しいもの。

 それまで、今の彼氏と上手くいってて欲しいな・・・・。
 だったら、今度はちゃんとした場所で、もう少し大胆な話してあげられるから。



もちろん! 男子禁制!! パソコンの前のみんなにはオフレコよっ!




<終>






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紀子先生が親身になって答えてくれます。

放送内で投稿が採用された方には、
放送部秘蔵の「紀子先生プライベートフォト」をプレゼント!

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