6EA7シングル ステレオアンプ


             真空管アンプの4作目。
今回作成のアンプは 6EA7 を2本使ったシングルアンプです
アンプの回路はインターネット上でいろいろと探しパーツ集めや
製作が割合簡単な構成で製作しました。
  球は複3極管で2本あれば3極管のステレオアンプが出来る
ちょっと便利な変わりもの!!

シャーシの加工、今回もパンチングメタルを利用
穴あけ加工でかなり傷が付いたので後で全面塗
装をすることに。
 ・6EA7 出力管 (中央)と箱(左)
  DUMONT USAのロゴがあります。
  (6EA7と6EM7は同等互換球です。)
 ・5Y3GT 整流管(右)


電源トランス、真空管ソケット等の取り付け
電源スイッチ、ボリューム。 前面の様子
入力端子(左)、スピーカー端子(中央)
ヒューズなど  後ろ面の様子


真空管周りの配線の様子 整流管 周りの様子
コンデンサがチューブラ(両側から足が出る)
タイプが手に入りません。製造してないらしい。


内部の全体配置です。コンパクト仕上げたかったので、かなり手狭になりました。

なかなかコンパクトにまとまりました
いかにも、ミニアンプと云う感じ。
シャーシ側面は サイドウッドで、、、、。
暖かい明かりを放つ真空管
眺めるだけで心温まる感じです。

真空管 6EA7 ってどんな球
6EA7は垂直発振出力用の複合テレビ管です。3極管が2
本収められた、複合管です。シングル出力なら一本でパワ
ーアンプができる便利な真空管です。 
3極管の音が期待できて 製作もたった3本で出来てしまい
ます。でもシングルアンプだと出力は約1.8Wしかありませ
んがこの程度のパワーでも
我が家では十分な音量を出してくれます。。
  真空管マニアでも余り使うことなく、ましてKIT製品では
出回らない
不人気な球の様ですが、、、、、、


音の感触
初めての完全自作品。はたしてまともに音が出てくれる
か心配、、、、、
フルボリュームで僅かに電源ハムが乗りますがスピーカ
に耳を近付けて分かる程度。問題ないかな?
 小出力の簡単アンプの割に良く音は出ている様です。
元気な音ですが すこし解像度がない様な音。
  なつかしい カーペンターズのライブ盤(LP)を鳴らし
て大満足!!      


    6EA7パワーアンプ定格表 

使用真空管 6EA7×2 (出力管)
              5Y3GT  (整流管)
最大出力 1.8W+1.8W 
入力電圧 0.7V 
出力インピーダンス 8Ω 

重量           約8.0kg 

電源トランス      TANGO PH-185
出力トランス      ノグチ  PMF-10WS

完成日          2003年11月


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