管理者がアドオンの一括登録と一括解除を行う

OpenOffice.org 2.x以降はパッケージマネージャからアドオンを登録することが可能となりましたが、それでも企業や学校など大量のマシンに管理者が複数のアドオンの登録や解除を行うとなると大変な作業となります。ワンクリックで登録や解除を行えるようにWindowsではバッチ処理を、Linux等ではシェルスクリプトを書いてみました。
ここでは、usefulbat.lzh内のforWinフォルダのファイルを用いてWindows環境で説明しますが、Linuxでもほぼ同様の方法で利用できますのでforLinuxフォルダの.shファイルを見ながら参考にしてください。管理者権限のあるユーザーで実行するようにしてください。
説明に使用した環境
OSWindowsXP SP2、Fedora Core
SoftOpenOffice.org 1.1.5、2.0.1

ダウンロード

fileusefulbat.lzh

使い方

1.適当な場所にusefulbat.lzhを解凍します。
2.バッチ処理内のファイルパスを設定します。OpenOffice.org 1.1.xならばaddon_inst1.bat及びaddon_del1.batOpenOffice.org 2.xならばaddon_inst2.bat及びaddon_del2.batの1行目をインストールしたファイルパスになるように編集します。

例:addon_inst1.batの1行目

 set OOO="C:\Program Files\OpenOffice.org 1.1.5"
 〜 以下省略 〜

3.バッチ処理ファイルと同じフォルダ内(ここでは、forWinフォルダ)にアドオンファイル(StarBasicで書かれたアドオンファイルで拡張子.zipのもの)をコピーします。

4.現在起動しているOpenOffice.orgをタスクバー上のクイック起動を含めて全て終了します。
5.OpenOffice.org 1.1.xならばaddon_inst1.batOpenOffice.org 2.xならばaddon_inst2.batを実行することで3.でコピーしたアドオンを一括登録します。
6.OpenOffice.org 1.1.xならばaddon_del1.batOpenOffice.org 2.xならばaddon_del2.batを実行することで5.で一括登録したアドオンを一括解除します。

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