A1-1 江南春望(杜牧


	[読み下し文]
	
千里 鶯 啼いて 緑 紅に 映ず
水村 山郭 酒旗の 風
南朝 四百八十寺
多少の 楼台 煙雨の うち
[吟符及び音階] せんり うぐいす ないて みどり くれないに えいず 53' 三番 3'53' 2'3'3 五番 3'3 36 二十五番 23 十番 すいそん さんかく しゅきの かぜ 乙1 五の二番 23 六番 65 十九番 23 一番 なんちょう しひゃく はちじゅう じ 37 三十二番 56 十三番 376 二十五番 3 十番 たしょうの ろうだい えんうの うち 乙1 五の二番 23 十一番 76 二十五番 23一番 [解説情報] 一般には、「江南の春」と題して親しまれている杜牧の代表作で 四百八十寺も「しひゃくはっしんじ」と読まれる場合が多い。 埼玉大学の福島さんの解説 上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。