A11-2 川中島(頼 山陽


	
	[読み下し文]

	
鞭声 粛々 夜 河を 渡る

暁に 見る 千兵の 大牙を 擁するを

遺恨なり 十年 一剣を 磨き

流星 光底 長蛇を 逸す
[吟符及び音階] べんせい しゅくしゅく よる かわを わたる 2'3' 2'3 3五番 3'3 36二十五番 23十番 あかつきに みる せんぺいの たいがを ようするを 乙1 21五の二番 23十二番 65十九番 23一番 いこんなり じゅうねん いっけんを みがき 37三十三番 76765五の三番 376二十五番 23十番 りゅうせい こうてい ちょうだを いっす 乙1五の二番 23十一番 76二十五番 23一番 [解説及び作者紹介] 井上 詠月さんのHPにリンクします。 上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。