A12-2 大楠公(徳川 斎昭)



	[読み下し文]

	
豹は 死して 皮を 留む あに 偶然 ならんや

湊川の 遺跡 水 天に 連らなる

人生 限り有り 名は 尽くるなし

楠氏の 精忠 萬古に 伝とう
[吟符及び音階] ひょうは しして かわを とどむ あに ぐうぜん ならんや 3'3 2'3'3二番 3765 53'3五番 3'3 36二十五番 23'3十番 みなとがわの いせき みず てんに つらなる 乙1五の二番 33'32八番 23 65十九番 23一番 じんせい かぎりあり なは つくる なし 37三十三番 5676五の三番 76二十五番 3'53'3 3'3十番 なんしの せいちゅう ばんこに つとう 21五の二番 23十一番 76二十五番 23一番 上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。