A12-3 富士山(石川 丈山


	[読み下し文]

	
仙客 来たり 遊ぶ 雲外の 嶺いただき

神龍 棲み 老ゆ 洞中の 淵

雪は がんその 如く 煙は えの ごとし

白扇 逆に 懸かる 東海の 天
[吟符及び音階] せんかく きたり あそぶ うんがいの いただき 2'3'二番 37 53'3五番 56二十五番 23十番 しんりゅう すみ おゆ どうちゅうの ふち 乙1五の二番 23 3'3十二番 765三十一番 3'3一番 ゆきは がんその ごとく けむりは えの ごとし 37三十三番 76 78765五の三番 376二十五番 53'3 23十番 はくせん さかしまに かかる とうかいの てん 乙1五の二番 23 3'3十一番 76二十五番 53'3一番 [解説及び作者紹介] ふみさんのHPにある富士山(石川 丈山) 詩仙堂と詩仙閣 三十六詩仙 に詳しく掲載されていますので、参照下さい。 埼玉大学の福島さんにもあります。 上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。