A14-1 芳野懐古(梁川 星巌)

	[読み下し文]
	
今来 古往 事 茫々

石馬 声 無く 抔土 荒る

春は 桜花に 入って 満山 白く

南朝の 天子 御魂 香し
[吟符及び音階] こんらい こおう こと ぼうぼう 3'3三十六番 53'3五番 56二十五番 23十番 せきば こえ なく ほうど ある 21五の二番 3'3 3'3八番 65十九番 3'3一番 はるは おうかに いって まんざん しろく 87三十三番 76 3765五の三番 76二十七番 3'3十番 なんちょうの てんし ぎょこん かんばし 乙1五の二番 3'3十一番 76二十五番 23一番 [解説及び作者紹介] 上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。