A14-2 芳野懐古(藤井 竹外)
[読み下し文]
古陵の 松柏 てんぴょうに ほゆ
山寺 春を 尋ぬれば 春 寂寥
眉雪の 老僧 ときに 掃くことを やめ
落花 深き ところ 南朝を 説く
[吟符及び音階]
こりょうの しょうはく てんぴょうに ほゆ
2'3'
三番
2'3'
五番
37
二十五番
3'3
十番
さんじ はるを たずぬれば はる せきりょう
21
五の二番
3'3 23'3
八番
65
十九番
23
一番
びせつの ろうそう ときに はくことを やめ
2'3'
十八番
53'3
五番
23 76
二十五番
23
十番
らっか ふかき ところ なんちょうを とく
21
五の二番
23 23
六番
37
二十五番
53'3
一番
[解説及び作者紹介]
上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎
風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。