A15-1 河内路上(菊池 渓琴)



	[読み下し文]

	
南朝の 古木 寒霏に 鎮さる

六百の 春秋 一夢 非なり

幾度か 天に 問えども 天は 答えず

金剛山下 暮雲 帰る
[吟符及び音階] なんちょうの こぼく かんぴに とざさる 2'3' 三番 53'3五番 76二十五番 23十番 ろっぴゃくの しゅんじゅう いちむ ひなり 乙1五の二番 23六番 3'5十九番 3'3一番 いくたびか てんに とえども てんは こたえず 777三十三番 76 376五の三番 76二十五番 23'3十番 こんごう さんか ぼうん かえる 乙1五の二番 3'3十一番 76二十五番 53'3一番 上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。