A15-2 生田に宿す(管 茶山)


	[読み下し文]

	千載の 恩讐 両ながら 存せず

風雲 長に為に 忠魂を 弔ろう

客窓 一夜 松籟を 聞く

月は 暗し 楠公 墓畔の 村
[吟符及び音階] せんざいの おんしゅう ふたつながら そんせず 2'3'三番 2'3'3五番 36二十五番 23十番 ふううん とこしえに ために ちゅうこんを とむらう 乙1五の二番 23 23六番 3765三十一番 23一番 かくそう いちや しょうらいを きく 2'3'十八番 53'3五番 376二十五番 23十番 つきは くらし なんこう ぼはんの むら 乙21 21五の二番 3'3十四番 376二十五番 23一番 上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。