A16-1 山行(杜牧)

	[読み下し文]

	遠く 寒山に 登れば 石径 斜なり

白雲 生ずる 処 人家 有り

車を 停めて 坐に 愛す 楓林の 晩

霜葉は 二月の 花よりも 紅なり
[吟符及び音階] とおく かんざんに のぼれば せっけい ななめなり 2'3' 53' 2'3'3五番 36二十五番 23'3十番 はくうん しょうずる ところ じんか あり 乙1五の二番 23 23十二番 65十九番 3'3一番 くるまを とどめて そぞろに あいす ふうりんの ばん 3'5 565二十番 3765 53'3五番 376二十五番 23十番 そうようは にがつの はなよりも くれない なり 乙1五の二番 23九番 乙5 65十九番 23 53'3一番 上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。