A17-2 小楠公の 墓を 弔う(杉 孫七郎)


	[読み下し文]

	南朝の 命脈 一糸 懸かる

身は 死し 家は 亡びて 名は 永く 伝う

限りなきの 秋風 湊川の 涙

也 此の地に 来って 灑ぐこと さん然
[吟符及び音階] なんちょうの めいみゃく いっし かかる 2'3' 53'3五番 76二十五番 23'3十番 みは しし いえは ほろびて なは ながく つとう 乙1 21五の二番 23 23'3六番 3'3 3'5十九番 23一番 かぎり なきの しゅうふう みなとがわの なんだ 3'5 65>二十番 53'3五番 56二十五番 3'3十番 また このちに きたって そそぐこと さんぜん 23五の二番 23 23'3六番 3'5十九番 23一番 上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。