A20-2 壇の浦に 泊す(木下 犀潭)


	[読み下し文]
	
ほう窓 月 落ちて 眠りを 成さず

壇の浦の 春風 五夜の 船

漁笛 一声 恨みを 吹いて 去り

養和陵下 水 煙の 如し
[吟符及び音階] ほうそう つき おちて ねむりを なさず 2'3' 53'3' 3'3五番 36二十五番 3'3十番 だんのうらの しゅんぷう ごやの ふね 乙21五の二番 23六番 65十九番 3'3一番 ぎょてき いっせい うらみを ふいて さり 2'3'十八番 53'3五番 37 876二十五番 3'3十番 ようわりょう か みず けむりの ごとし 乙1九の二番 3五番 23九番 乙5十九番 3'3一番 上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。 しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。