A7-1 塾生に 示す(広瀬 淡窓)

	[読み下し文]

	道を 休めよ 他郷 苦辛 多しと
	同胞 友 有り 自ら 相 親しむ
	柴扉 暁に 出れば 霜 雪の 如し
	君は 川流を 汲め 我は 薪を 拾わん
	

	[吟符及び音階]
	いうことを やめよ  たきょう くしん    おおしと
	2'3'十三番  2'3'七番 53'3五番 76二十五番 3'3十番

	どうほう  とも あり   おのずから あい     したしむ
	乙1五の二番 3'3 3'3六番 3'5十九番  3'3十三番  23一番

	さいひ  あかつきに いずれば   しも    ゆきの     ごとし 
	37十三番 37三十三番 5765五の三番 23十三番 376二十五番 3'十番

	きみは    せんりゅうを  くめ    われは   たきぎを  ひろわん
	乙1五の二番 3'3十三番     23六番   3'5十三番 3'5十九番  23一番


	上記吟法は、関西吟詩文化協会指定の音階及び譜名に
	もとづき、池田先生が菖黎風工夫を加えたものです。
	しかし、転載や誤字・誤植はすべて私の責に帰します。