月見どろぼう


今日は平成8年9月27日:十五夜の満月です。
奈良でも各地で十五夜にちなんだ行事が予定されていますが、 我が家の近くでは「月見どろぼう」という風習があるそうです。

「月見どろぼう」という風習は、
小学生くらいのこどもたちが「お月見」に供えられた「だんご」 や「お菓子」を盗ってまわる....ような事らしく、供える方も それを見込んで、相当沢山の「お供え」を「盗りやすい」処に かざるようです。

この「月見どろぼう」には二通りの種類があって、 一つは上の記事通りですが、
もう一つは、「月見どろぼうに伺うことを」予め予約しておき、 門戸をたたいて、来た旨を通知し、お菓子等をもらう......と いったバージョンがあるそうです。
何はともあれ、「どろぼう」される方は上記二通りのどろぼう への「おそなえ」を準備しているようです。その量もゴミ袋に いっぱいになるほどのお菓子を準備しておき、玄関への「お供え」 を時々補充するそうです。

というのも、あたりまえの事ですが、この「どろぼう」は 一度にやってくるわけではなく、5・6人あるいは7・8人 が徒党を組んで三三五五やってくるのです。

私はまだ見たことがありませんが、子供たちの世界では有名な 風習だそうです。これは、私の住んでいる 「生駒市の真弓・北大和地区」だけの風習なのか、あるいは 「関西」さらには「全国」に広く行われている風習なのかが よくわかりません。

もう少し正確に言うと、生駒市上地区に昔からある風習だそうで、 真弓地区は開発されてから20年、北大和地区も開発されて7年で、 この、上地区の風習を踏襲しているそうです。
ご存知の方、皆さんのお住まいのところではどうでしょうか?


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