曾爾高原と亀山登山


9月14日から15日にかけて曾爾高原にいってきました。
高原一面にすすきの新穂が色ずき見事な景色が展開されています。
この、曾爾高原には、十数年前にも来たことがあるのですが、風景は 不変なものの、人情は相当せちがらくなってきているようです。


というのは、まず、高原に到着したときの事です。
高原には「国立少年自然の家」が あって、車で来て登山やハイキングを楽しむ人は、「自然の家」の駐車場に車を置き、 そこを起点にスタートするのですが、その駐車場に入る100mほど手前に別の駐車場が でき、たいまい600円の駐車料をとっています。さらに、「自然の家」に行く道路には、 工事用のゲートがしてありました。「自然の家」に行きたい旨を駐車場の管理者に伝えると、 「自分でかってにゲートを動かして通ってくれ。ゲートは元に戻しておくように」という 注意を受けました。
無事、ゲートを通って「自然の家」に着くと、以前と同じ駐車場があります。もちろん無料の....

もう一つの話は、「自然の家」の職員と話をして「くろそ山(標高1000m強)」か、 「二本ボソ山(標高1000m弱)」に登りたい旨相談したところ、天候の変化が気になるので、 「お亀池周辺」のハイキングにしておいた方が無難との事。結局、「お亀池周辺」から、 「亀山(標高670mほど)」を経由するルートを選択しました。
滑りやすい斜面が続き、結構苦労しました(家内がお荷物で)が、頂上からの眺望は曾爾三山 (鎧岳、兜岳、屏風岳)を一望にでき、すがすがしい気分を満喫する事が出来ました。
「自然の家」の職員の話では、「くろそ山は個人の持ち山で、現在は入山料を取っている」 とのことでまたまたビックリ。前回は入山料もいらなかったのに.....


無料駐車場の手前の有料駐車場といい、有料入山といい、バブルの落とし子か、あるいはバブル がはじけたことによる結果なのか?..
曾爾高原のすすきは、10月になると銀色に変化しいっそう見応えのある 風情に変化するそうです。皆さん、この秋はすすきを見がてら有料駐車場と有料入山を体験しては どうでしょうか。

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