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全日本弓道連盟、弓道教本第一巻より抜粋 「打起し」は弓を引き分ける前に弓矢を持った左右の両拳を上に あげる動作である。 「打起し」には「正面打起し」と「斜面打起し」との二つの方法 がある。 一、正面打起しは、「弓構え」の位置からそのまま静かに両拳を 同じ高さに打起こす。 二、斜面打起しは、斜面の「弓構え」から左斜面に打起こす。 「打起し」の高さは約45度を基準とするが、年齢や体格などに よって多少違いがある。 「打起し」の際は精神身体ともにゆったりと伸び伸びした気持ちで、 気息を整え「胴造り」のくずれぬように、また拳に無用な力を入 れぬように、矢は常にほぼ水平に且つ体と平行に、両肩は下に沈 むように注意しなければならない。 あたかも太陽が静かに昇る境地、無風帯の日に空に煙がゆったりと 立ちのぼる風情で、呼吸に合わせて静かに打起こすことがよい。 |
| 打起し |
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全日本弓道連盟、弓道教本第二巻より抜粋 打起しをたとえていえば、海の彼方から太陽が静かに何時とはなしに昇るよ うに打起すのである。 拳だけが上がり肩根がさがるようにし、体は地(床)に埋めるが如く、首頭 は天に伸びるように心懸ける。 打起す気持ちとしては、止まるのではなく、どこまでも上に伸びている気持 ちがなければならない。 この際気息は十分整えることが肝要である(千葉胤次 範士) [教歌] 風もなく、空に煙の立ちのぼる、 心の如く、うちあげよかし(小笠原流) 打起し、構し儘に重々と、 押手勝手に、片つりをすな(大和流) |
| 和服での打起し |
| 1)足踏み | 2)胴造り | 3)弓構え | 5)引分け | 6)会 | 7)離れ | 8)残心(残身) |