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全日本弓道連盟、弓道教本第一巻より抜粋 矢の離れたあとの姿勢をいう。 離れによって射は完成されたのではない。 なお残されたものがある。精神でいえば「残心」、形でいえば 「残身」である。 「残心(残身)」は「離れ」の結果の連続であるから、「離れ」 の姿勢をくずさず、気合いのこもったまま天地左右に伸張し、 眼は矢所の着点に注いでいなければならない。 「残心(残身)」は射の総決算である。 体形厳然として、縦横十文字の規矩を堅持していなければならない。 前述のように、一貫した射が立派に完成されたときは、 「残心(残身)」も自然立派であり、弓倒しも生きてくる。 「残心(残身)」の善し悪しによって射全体の判別ができつし、 射手の品位格調も反映する。 「残心(残身)」ののち、弓を呼吸に合わせて倒し(弓倒しという) 物見を静かにもどし、足をとじる。 これらの動作は、すべて「残心(残身)」に含まれるという気持ちで 行うことが肝要である。 射の巧拙によって不自然な弓倒し、つくろった弓倒しをしてはならな い。 |
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全日本弓道連盟、弓道教本第二巻より抜粋 残身の形は、作為的ではいけない、残身は会の充実如何に正比例するの で、会が深ければ残身もシッカリ伸びておるが、会が浅くて残身だけ深 く大きいのはうそで、作為的のものである。 深浅によって力や気のこもり方がちがって来るのである。 押手は離れの勢いでそのままやや後方に移行するのはよいが、上ったり 下ったりするのはよくない。 弓は真直ぐになるか、末弭がやや的の方に傾くのがよいが、本弭が的の 方にはねたり、弓全体が照ったり、伏さり過ぎてはいけない。 離れた方向に真直ぐに止まるのがよい。 射終ると、残身の息合いを乱さず、静かに弓を倒し、頭を正面に向け、 正常の呼吸に戻るのである(千葉胤次 範士) |
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| 残心の後、弓倒し | 弓倒しの後、物見返し | 物見返し後、足をとじる |
| 1)足踏み | 2)胴造り | 3)弓構え | 4)打起し | 5)引分け | 6)会 | 7)離れ |