兵庫県立 人と自然の博物館 (兵庫県三田市)


今回は、兵庫県三田市にある、「人と自然の博物館」です。
実は宝塚ホテルのチーズケーキがどーしても食べたくなって宝塚に向かったのに、
なぜか気がついたらココに来ていたという運命的な出会いだったり。
ではでは、兵庫県渾身の力作、とくとご覧あれ!

この「人と自然の博物館」に向かうには、国道176号線を宝塚から三田方面に走って、
スーパーボウルというボウリング場を過ぎた八景中前交差点を左方向に向かうと、
案内板が出てきます。その案内に従って走っていくと、
「ワシを迷子にする気か!」と怒りすら覚えますが、
この程度で怒っていたら兵庫県とは付き合っていけませんことよホホホホホ。
案内板に従い、幹線道路やら住宅街やらを抜けて
「ワシは迷子にされている!」
と確信し始める頃、
、「ホンマにこんなところに博物館あるんかいな?」というフラワータウン駅前の
ショッピングセンターの隣に、ようやくこの博物館の駐車場が現れます。
なお、博物館の隣は西松屋。


駐車場に車を停めて、博物館らしき建物にいざ直行。
あれーなんかこじんまりした博物館やなあと思いながら入館。


最近の博物館にありがちな入館券券売機で入館券を買い、
その横の受付でオネエチャンにチケットを渡そうとすると、

ここではなく、

この建物を出て、

階段を下りたところに入口がありますので、
そちらでご提示下さい」とか言われちゃった〜イヤ〜ン恥ずかしぃ〜って
バカー!!


なんだよそれ!最初から本館の入口に券売機置けよ!じゃあなんだよこの小屋は!
とか憤慨していたら、どうやらこの建物はミュージアムショップなのだそうで。
こんなとこに券売機置いたり、案内板が迷子になりそうだったり、やっぱりオカシイぞ兵庫県!


ややこしいチケット売り場を出ると、ようやく本当の博物館が見えてきます。
上の写真右下におねがいされてるように、下の入口には券売機は一切ありません。
ホームページによると1階窓口でもチケット買えるようですが、
このエントランスは3階ですので、お気をつけ下さい。
なぜか入口を通過するまでにやたらテキスト消費しとるワケですが、
すり鉢状の階段を下りてやっと入館して、いよいよここからは博物館モードです。


エントランスに入ると、おおっ!
いきなりの展示物は、どうやら三田地区の野生動物たちのようです。
けっこうな数の剥製が勢ぞろいしていて、なかなかの迫力!
とりあえずこの迫力で入館料200円以上の価値はあるでしょう。

この先頭のイノシシが、ナマで見るとけっこうな大きさで迫力満点!

プリティー!

ラブリー!

これだけの剥製が一堂に会するのも珍しいですな。なかなかのモンですよこれは。
ん?上から何か・・・









キャーッ!!!ウサギ喰われるよウサギ!

なんだよこのナマナマしい展示方法!子供泣くぞ!


あービックリした。とりあえず気を取り直して次のコーナーへ。
三田地区を中心に、地質や植物の生態系など、至極真っ当な展示が続きま・・・ん?


あれは・・・

「ヌートリア」


なんでここだけヌイグルミっ!?

エントランスであれだけ剥製集めておいてなんでここだけっ!?

ヌートリアはバレーボール大の大きさじゃありませんっ!!!

・・・くそう、なかなかやるじゃねえか

「外灯に集まる虫たち」という展示。すごく無造作に貼り付けただけみたいな気もしますが、
ヌートリアで度肝抜かれたので、この程度では・・・・

さて、「人と自然」というテーマで避けて通れないのが、「乱獲による絶滅」。
非常に重いこの問題も、こちらの博物館にかかればホラこの通り




・・・芦屋だな。芦屋を全否定だ。

絶滅の全責任はッ!芦屋の金持ちにあると見たッッ!!
芦屋の金持ちを糾弾ンッッ!!!・・・まあいいや。


さてさて、エントランスのある3階を見て周り、お次は2階へ。
「化石工房」という、化石のクリーニング作業室を再現した展示が。



老人の化石。いろいろツッコミたいんだけど、顔の造型がすごくしっかり造り込んであるんですよ。
よく見たら、目を閉じてるんだよねぇ。まさか、ねぇ・・・デスマスク?

ちょっと寒〜くなりましたが、気を取り直して逝き行きましょう!
続いて、なにやら大根の品種改良ですかね。

へー、大根って一口に言っても、長いのやら短いのやら、太いのやら細いのやらあるもんですなぁ。
むむ、品種ごとに名前があるんですな。どれどれ・・・

めでたい!なんかよくわからんがめでたい名だ!!

きゃーっ!イヤ〜ン!!恥ずかしぃ〜っっ!!!

誰やこんなハレンチな名前付けたヤツは!まったくもぅ!

・・・そうか、吸込で二年女子か (違います


ラストの1階部分は、どうやら「森」と「生物の進化」がテーマのようです。
大きなマンモスや恐竜の骨格標本が展示されていたり、
いろんな種類の材木が触れる状態で展示されています。
森のジオラマや、ジャングルの生き物たちの模型もあります。
例えばね、小鹿のバンビ!かわいいですよねぇ小鹿のバンビ。
そんな小鹿もこの博物館にかかったら、こんな具合ですわホレ!







ね?小鹿でしょ?
まあ、ちょっとひっくり返ったり丸呑みされたりしてますが、気にしない気にしない・・・


するわ!最後の最後にコレかまた子供泣くぞ!


とまあ、妙なトコロに電波っぽい博物館ではありますが、ここは展示スペースもけっこう広くて、
バブル期の箱物設計らしいゆとりある空間となっております。
当たり前ですが、まじめな展示もちゃんとありますよ。
屋外は公園にもなっていて、親子連れで来ても楽しめるはずなので、けっこうオススメであります。

所在地 兵庫県三田市弥生が丘6丁目
電話番号 079-559-2001
営業時間 10時〜17時(入館は16時30分)
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)
料金 大人200円、小中学生100円
URL http://hitohaku.jp/