室内空気中の化学物質による健康リスクとマネージメント


200331

CSN #251

シックハウス症候群と化学物質過敏症は密接に関連しており、化学物質過敏症の多くは住宅の新築や改築が発端になっていると報告されています。そのため、シックハウス症候群に対する対策は、同時に化学物質過敏症の発症を減らすことにも結びつきます。しかしながら、化学物質過敏症が発症する発端は、農薬散布、職場で使用する化学物質、近隣の工事など、その他にも重要な要因があるので、化学物質の安全性管理全体を見直していく必要があります。

シックハウス症候群に対する対策は、室内の化学物質濃度の削減に関わるさまざまな方法や、それに関連する法規制やガイドライン、建材基準など、ここ数年でいくつもの進展がありました。

そこで、化学物質過敏症の概要と、シックハウス症候群に関わる室内空気中の化学物質の汚染濃度低減化と法規制等に関し、最近私が行った講義の資料を紹介いたします。これらの内容は、日進月歩で進展していきますので、その時点での最新状況として、ご参考下さい。

 

知っていますか? 化学物質過敏症

於)大阪府伊丹市立中央公民館:伊丹市立中央公民館主催,2002123

 

室内空気汚染化学物質の汚染濃度低減化対策とシックハウス問題に対する法規制対策

於)東京・大井町、きゅりあん:技術情報協会主催,2003224

 

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東 賢一


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