ここは、星野氏に関するあらゆる事がらを題材に、私が感じた事をほぼストレートに書いております。
星野氏の” ほ ”の字が出ただけでも書いてしまうかも知れませんが、さらりと読んでいただければ幸いです。
ときおり鶴田謙二氏に関する事も顔をのぞかせますが、この方の作品も気になる存在ですので どうぞご容赦の程を。
 
※ 現在「TAKE TALK」は諸般の事情により休止状態になっております。
気まぐれに再開するかもしれませんが、いつになるやら本人にもわかりません。
もし再開できましたら、その時はまたどうぞご贔屓に。
平成11年
 4.26 「宗像教授伝奇考」はあと2回で終了。秋から"宇宙SF!"ものが新連載!との極秘情報が入る。
情報源は秘密ですが、確かな所からのものなので100%間違い無し!どれだけこの時を待ち望んだ事だろう。
また、どれほど待ち焦がれた事だろう。あの凛とした宇宙空間に、また出会えるのは物凄く嬉しい。
きっと満を持して、誰も見た事の無い宇宙での話を見せてくれるに違いない。今からとても楽しみだ。^^)

 4.24 「宗方教授伝奇考:第五集」発売。表紙にモロ☆センセの悟空が描かれている事に思わずニヤリ。
収録されている『西遊将門伝』から確信犯的に描かれているのであろうが、星野センセが悟空を描くとやたらとリアルだ。
諸☆センセとは180度違うタッチなので当然と言えば当然なのだろうが、実際に描かれた事など今までなかったので
こうして見てみると妙に感慨深いものがある。星野センセのラヴコールに?果して諸☆センセはどう応えるのかな?

 4.14 わずかタッチの差で、入手出来なかった4コママンガ「宇宙からのメッセージ」の載ったアニメージュ付録を泣く泣く
畑氏に送る。く〜。(T.T) これは本家の星野氏表紙のアニメージュ'87,10月号のオマケである。石田センセの
所持品で、最初MLで本家の方を要らんかね?と言われた所に畑氏がオマケが欲しいと切り出した。さすが目ざとい!
その号のオマケと知らなんだ私は一歩後れを取ってしまった。ああ、なんたる事。私、この頃のメージュにはうといのよ。
でまあ、畑氏の了承を得て私が先にデータだけ取って送る手筈にさせて貰ったのだが、手に入ればこっちのもので
済し崩しに○○○と悪魔の囁きが私をそそのかしかけていたのだが、敵(^^;?もさる者、こちらの意図を察知したのか
催促が来てしまった。どうもこれには縁が無い。とほほ。

 4.12 「暁の狩人」掲載号発見の知らせがアート氏より届く。おお!嬉しい!久々に見る初出誌ジャンプで扉がカラーなのを
再発見。すっかり忘れておりました。これはどの画集にも収録されておらず、当時に出た単行本には新作の扉が
描き下ろされていた事を考えると紛失したのかな?とにかくファンには貴重ゆえ見付けたらGETしよう!

 4. 9 スコラ倒産の報が入る。これで「コミック・バーズ」での星野氏の戦場マンガもなくなりそうだ。結構好きなジャンル
だったので残念。「アルデンヌの森」のような伝奇戦争もの?をもっと読みたかった。場所を変えてでもどこかで描いて
くれないだろうか。ああ言うの好きなんだよねぇ。ほとんどドイツ軍の話で星野先生ってばファンみたいですね。
私も枢軸軍好みだが日本軍のファンなので、ぜひこちらで史実に絡めたストーリーものを描いて欲しいが自国のものだと
色々問題あるのか、「国辱漫画」シリーズみたいにパロディになってしまうんだろうか。ま、「2 G.H.Q」は好きだけどさ。

 4. 6 コミックトムプラス5月号「宗像教授:流星剣<前編>」読む。今回は日本人の大好きなヒーローの一人、源 義経です。
だがなんと今回の主役は誰あろう、池女史なのだ。不遇の彼女にもやっと春の訪れが?^^ でも読んでいく内にコロコロと
変わっているのに気づく。表情がではない、顔がである。これは"恋する乙女は何とやら"と解釈すればいいのでしょうか
星野センセ?別人のようなんですけど。^^; ともあれ、3回続くそうですのでどんな話にしてくれるのか楽しみです。

 4. 2 昨年末の「アフタヌーン」の『ブルー・ワールド』海外版プレゼントでタイ版と韓国版が当選!やったー!嬉しーっ!(^^)
その後、続々と名前を借りた友人達より「何か来てるぞ」連絡が入り、合計4冊もの海外版が当たってしまった。
当たって嬉しいのはやまやまなんですが、こんなに当たってしまうと他に応募した人って少ないの?とか考えてしまう。
星野MLでは田中・畑両氏が当選されたとの事だが、何だか身内ばかりが当たったようで、最早「アフタヌーン」での
星野人気は狭い世界を形成してしまっているのだろうか。

 4. 1星野先生が中学時代に北海道新聞に掲載された4コママンガを知らないかと畑氏からMさんに質問が来たらしい。
どうも私が昨年暮の名古屋オフでちろりと言った事を思い出されたらしい。流石の"どーしん"エキスパートのMさんも
ご存知なかったのか私に訊いてきた。弟子の頼みなので?^^ 畑氏への回答を肩代わりする。
私もこれについては、いつの日か札幌へ行った際に「北海道新聞本社」で現物を探してみたいと思っているのだが、
一体、中学何年の時に載ったのだろう?3年分の新聞を調べるのは空恐ろしい。

 
 3.28 京都の随心院と小町寺に行ってきました。「宗像教授:夢と知りせば」の舞台です。御大が腰掛けていた場所も本堂前
と判りましたし、その他、小野小町に関するものなど話に触れるものが多くとても興味深かった。
引き続き小町寺へと移動。石彫りの寺社名案内はあるので場所に間違いはないのだが、境内も本堂も見当たらない。
有るのはお墓ばかりなり。時間が来たので引き上げたが釈然としないのでインターネットで検索すると、あらら、どこかで
見たのとピッタリ同じの小町寺の写真がっ!うーむ、星野先生ってばインターネットを最大限に活用されてるようね。^^)
 
小町寺近所の石田センセ宅に寄った際に石森合戦をする。これは単純な遊びで要は単行本で持っている物を
お互いに言い合って相手が持っていなければ勝ちなのである。星野作品に出会う前から石森ファンなので結構ブツは
揃えているつもりだし、こちらには奥の手が有るのである。 ・・・と思って安心していたら、何とその奥の手のブツ
「佐武と市捕物長:死ゃらく生BOX」を持ってるではありませんか石田センセは!いやー、こんな本持ってる人物に
私、初めて会いました。おみそれしました、石田センセ。
 ちなみに勝負は「009ノ1:番外編」を持つ私が辛くも逃げ切りました。センセに勝てるのは星野・石森もの位かな。(^^)?

 3.20 まんだらけカタログで星野氏サイン&イラスト入り「ヤマタイカ1・2巻」を発見する。共に神子が描かれたもので、恐らくは
サイン会の時のものではないかと思われる。しかし値段が一冊一万円!高いっっ!!まんだらけモード爆発である。
しかしもって、このようなブツは一体どんな人がどのような想いや考えで売りに来るのか考えてしまう。サインを貰うのは
記念ではないのか?今時「生活苦で仕方なく…」など余り考えられない。やはりこずかい稼ぎか。そんなに儲かるのか?
 お宝ブームが起こってからサインを貰ったその足で売りに行く輩も多いとの事で何とも嘆かわしい。一所懸命サインした
作家が見たらどう思うだろうか。「人の勝手」と言われればそれまでだが確信犯的にする者などはファンとは呼べない。
聞く所によると、個人名を記入してあるブツは安値だそうなので、上記の行為を抑制する為にも作家さんはサイン相手の
名前を必ず書き込んだらいい。それに自分の名前入りは流石に恥かしくて店には売れんだろう。

 3.19 鶴謙サイトの松岡君に買っておいて貰ったコミケ販売の鶴謙Tシャツやテレカなどを受取りに行く。いつもサンキュ!
モノは共に「じゃぱんだ3号」表紙絵で若草に佇む少女である。割と好きな絵なので気に入ったのだが、よーく見ると
Tシャツのはパソコン制作物ではないか!オマケに見事にゴミまでプリントされておる!うむむ、瞼を閉じると
制作スタッフが内職よろしくシコシコと、アイロン・プリントしている情景が目に浮かぶ。(C)マーク入りのメーカー制作で
こんなの有り?もっとちゃんと作ってよね。自分で作れそうなもので3千円も取るなんて、ボッタくりだぜ白泉社さん!

 3.13 星野MLの会員さん同士が、ML上でどうも劇的な再会をされたようだ。聞けば片やアメリカのニュージャージー、
こちらは日本だそうで、なんともワールドワイドな再会と相成った。当たり前なのだろうけど、インターネットで世界が
繋がっているんだな、と何となく思った。このようなほのぼのとした良い話を聞くと、MLを作って良かったなあ、と
しみじみ思う。渡辺さん、佐藤さんこれからもどうぞよろしく!どうやら少しはこのMLもお役に立っているようですね。^^)

 3. 8 星野先生の人生にも多大なる影響を与えたと思われる、「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック監督が
亡くなられた。私も彼の映画は数多く観たが、そのほとんどが良く分からないものだ。でもなぜか気に掛かる不思議な
映画が多い。「2001年宇宙の旅」も未だに良く分からないが気に掛かる映画の代表だ。
 映画には二種類ある。面白いものとそうでないもの。しかし、この映画はどちらにも所属はしない。
いや本当はそのどちらにも所属して、またその実は所属していない微妙なものなのだ。まるで「2001年宇宙の旅」
と言うジャンルを確立しているかのようだ。
 SF映画はまず画ありき。見た事の無い映像をあらゆる方法を駆使して見せてくれる。あの時代にあれだけの事を
成し遂げたキューブリック監督は希有な存在だ。SFマンガもまた同様であろう。想像の宇宙・異星人・宇宙船など。
星野氏が描くSFもセンス・オブ・ワンダーに満ち溢れている。かと言って先の監督みたいに解りづらいものでもなく、
素直に感動し楽しめる面白い作品が殆どを占めている。映画と漫画の違いはあれ、殊、観るものに訴える画作りに
関しては同系のものと言えるだろう。監督の影響を受けた星野氏もまたSFマンガ界では希有な存在なのだ。
 キューブリック映画が気に掛かるのは、今思うと星野氏の作品に先に触れた私が、星野作品の肩越しに
キューブリック作品を観ていたせいなのかもしれない。ありがとうキューブリック監督。ご冥福を祈ります。

 3. 8 独語版「2001 NIGHTS Vol.1-5」を購入希望する。主催の畑氏が入手に成功されたので第2陣に組み込ませて貰った
形になります。いつもお世話掛けます畑ハカセ。でも、入手するのにいつも通り結構手間暇掛かったそうで、「経過を
話すと濃い〜ヤツと思われそうなので止めときます」って、話さなくてもすでに「濃い〜人」って皆知ってますゼ。^^)

 3. 8 トムプラス4月号「宗像教授伝奇考:夢と知りせば」やっとの事で読む。今回これまた異色の作品。小野小町を題材に、
御大の恋物語にからめた女性とをシンクロさせるように話が"逆行"する。この手法を何と言うのであるのか知らないが
良いですね、何か不思議で。小野小町の神秘的なところとも程よく合っているようで実に良い。
今回は宗像御大の人間性が感じられる所が多く、御大のプライベートな一面が垣間見られて興味深かった。
あの御大が手玉に取られる所など見ていて実に可笑しい。けれども最後は切なく締めて下さいます。
件の女性との話も含め、珠玉の作品とはこのようなものを言うのであろうとしみじみ思った。名作。

 3. 7 今日は浅草を観光しつつ目的の一つである"もんじゃ焼き"を食べる事にした。幸い老舗のような一軒を見つけ入るが
これがまた雰囲気のある店でなかなか感じが良い。焼き方が分からないので隣の家族連れのをチラチラ見ながら
手本にするのであるが、うまくいってるのかどうか判らない。まあ適当な所で食べるとこれが結構うまいではないか!
値段も東京とは思えぬほどリーズナブルで流石は下町浅草かと感じ入った次第です。
 さて、帰りの新幹線で読もうと昨日発売したばかりのトムプラスを買いに行ったのですが、一軒目なし。「へえー、
東京でも売ってないとこあるのか」。二軒目もなし、「ええー、またかよ」三軒・四軒・五軒・・・行く先々で入手できず!
そんな時「コミック専門店」の看板が目に入る!「ありがたい。これでトムにありつける」 と重い足を引きずりながら
たどり着くと「その雑誌は置いてません」とのにべもない店員の言葉。非常に落胆してしまった。もはや探す気力なし。
最後の楽しみに「宗像」を取っておいたのに!ここは本当に日本の首都東京なのか?と憤慨しながら帰阪。疲れた。

 3. 6 「諸☆野ML合同、東京オフ会」の為上京する。今回は大阪より私、京都で石田センセ、名古屋で平山若菜嬢と
一本の新幹線に次々と合流して行く少々ユニークな旅となった。上野駅で幹事をお願いした永井君と待ち合わせ。
挨拶の時、ちょっとギャグをかまそうと特に打合せも無く石田センセを「平山若菜さんです」と紹介したところ、きっと
「僕が若菜でーす」と阿吽の呼吸でボケてくれるだろうと期待したのだが、同じ関西人でもやはり大阪と京都は違うのか
不発に終った。残念だ。センセ頼んますよォ。石田センセには一層の鍛練による芸風の向上を更に期待します。^^
 
時間まで「渋谷まんだらけ」に寄るも今回出物はなし。宴会会場へ行くと見慣れぬ巨漢の方が一人。聞くと、おおっ!
あの一升瓶さんが飛び入り参加との事。彼がシスオペだった3年前のNifty『諸☆野会議室』にはタッチの差で参加
できなかった悔しい思い出が蘇る。でも君ホンマに二十代かいな、とても見えないぞう。(年上かと思ったよ)
 さて宴会はまたもお宝グッズが飛び交うが、出色はやはりアート氏のモロ☆グッズであろう。グッズと呼ぶには
余りにもスゴ過ぎの「映画:妖怪ハンター」の撮影小物やモロ☆氏直筆色紙に手紙!更には手作りの「オオナムチ」
ならぬ「コナムチ」キーホルダーも登場。これはジャンケンバトルに提供してもらい運良くGETする事が出来た!
 宴会はやはり見るのと喋るのに忙しく皆さん箸は余り進まなかったようで、2次会のカラオケで爆発するのであった。
「緊急司令10-4.10-10」シブイぜ若井さん、嵐の熱唱!私は「スターウルフ」で行くつもりが誰かに取られて
仕方なく「愛○戦○大○本」をアートさんとデュエットする。^^; そんなこんなで夜は更けて行き、嵐の去った後には
ビールピッチャーがそこかしこに転がっていたのであった。支払金額に目を丸くしたのは言うまでもなし!(T.T)
参加の皆さん、お疲れ様でした。またいつかやりましょう。

 3. 1 NiftyのFSF3 MES7科学の基礎Q&A:SFファンの素朴な疑問の発言No.01229〜01238に「ベムハンター・ソード」の
「HOT SPOT」ネタが載ってました。ソードで一番好きな話である。昔、星野作品に少し理解ある上司に、
「良いッスよ、これ」と貸した所、「何でカニでないとアカンの?」とのお返事。いや別にアカンわけじゃないんだけど、
何ていうかさぁ、そんな事より生物のカニの足を制御棒代わりにしてる設定にSFのセンスを感じて欲しいんだけど、
ん〜、解かんねぇかなぁ・・・ つまりカニが出て猿が出て、今度は臼が出て・・・ (おっとっと)
 そう言えば「臼」の出る宇宙マンガはまだ描かれないのでしょうか星野センセ。「海の水はなぜからい」みたく
延々と宇宙空間を作り出す「臼」が、ぢつはビッグバンの正体だった!なんてのは・・・ あ、ダメすか。すいません。(-_-)

 
 2.22 『アニメージュ20周年トレカ』なるモノが発売されてました。お目当ては先の星野ガンダム表紙である。
浅野さんの情報から金箔押しとノーマルの二種類があるそうな。箱買いしようかと思ったが"えばんげりよん"の時に
ダブリの多さに懲りているのでヤメにする。欲しいのは星野さんのだけだからなぁ。でも大塚ルパンや安彦シャア原画
てのもあったなあ、などと思い出していると「持っててもいいかな」と悪魔の囁きが・・・。うむむ、また散財なのか?

 2.17 3月に「諸☆野ML合同、東京オフ会」を企画する。今回はアート氏も参加するので楽しみだ。色々とモロ☆グッズを
見せて貰う予定。こちらは前回の名古屋ですでに出玉は尽きているので何を持って行こうか。色紙でもあればなぁ。
"わんだ〜らんど"の色紙を借りて行こうかな。でも貸してくれるかな店長。後は京都の時に見せたソラリスノート位な
ものか。庵野君や赤井君の若い頃のラクガキでも見て楽しんで貰うとしよう。借りっぱなしですいません川合さん。

 2.11 鶴田謙二氏の「韓国版:スピリット・オブ・ワンダー」をアートさんより譲って頂く。異国まで行って、わざわざ買って
きてくれてありがとうアート様。残念ながらお目当てのモロ☆氏のは無かったそうですが、星野氏のも無かったそうな。
しかし、お国の違いは面白いもので、あちらはどうやら"乳○"の描写は御法度のようだ。チャイナさんの"○首"も
ホワイト修正が施されている。サービスショットがほぼ売りになってる鶴謙さんは、これでは辛いとこですな。

 2. 6 トムプラス3月号「宗像教授:桃太郎連説」読む。カタブツ御大が新作ゲームのキャンペーンに一役買うお話。
ゲーム会社の専務に昔学生時代世話になったからだそうだが、御大が一体どんな世話になったのか知りたいものだ。
学生時代の若い頃は誰でも色々あるからねェ…。^^)
どうも聞く所によると「桃太郎伝説」と言うゲームがあるそうな。今回はどうやらそのパロディらしく、桃太郎を始め、
お供の者達も出てくるキャラにクリソツだそうだ。う〜む、桃太郎くんのキャラは版権大丈夫なの?センセ。

 2. 1 石田氏より「アニメ−ジュ+京都オフ会の写真」を送って貰う。アニメージュは星野氏が唯一表紙を飾った時のものだ。
グレー一色でとてもシュールなνガンダムが描かれている。本の中にはそのカラー版が描かれているが、恐らくは
サンライズ側のデザインをファインアップしただけと思われる。その証拠に?その昔、永井君がサイン会で尋ねた時、
「ガンダムの事はよく知らないんだ」と答えられたそうな。自分で描いたのに実に曖昧である。(^^)
 
それよりも肝心な事は、挿し絵を担当されるのはこれが初めてと言う事だ。星野先生ほどのSFマンガ第一人者が
である。でもその理由は、"熱雷草作"や"岳彦"がモビルスーツのパイロットで出演している事ですぐに理解できる。
いや名前は違うのですがね。「ヤマタイカ」を描かれていた頃だから仕方が無いか?しかしロゴスのようなシャア、
令のようなアムロと、従来の安彦キャラとは実に見事なまでに相反してしまっている。
安彦ガンダムが刷込まれた私に、いくらファンでも星野ガンダムはちと辛い。そう言えば学生時代お世話になった
"広島ガンダムFC"の人はどうしてるだろうか。おーい!会長の葦原薫さんよォ、元気ィ見てる?見てるワケないか。(笑)
話が横道にそれてしまいましたが、星野氏最初で最後の挿し絵小説になってしまっている「逆襲のシャア」。
計らずもこの小説で星野作品は、どこの何とも融合できない、星野ワールドを形成している証明をしてしまったのか。

 
 1.27 コミックゴン4号にて諸星大二郎氏の特集。なんと畑ハカセが、あの宮崎駿氏や京極夏彦氏と同扱い!にてコメントを
寄せられています。スッゴーイ!&びっくりー!(@.@)?
けれども相変わらずの情報過多で読むのがしんどい。せっかくのモロ☆特集で、友人から有名人?が出たというのに。
この字の小ささと見づらさは、最早コミック・ゴンの売りなのか?

 1.20 ガンドーレ北海道後半が公開。インタビューによると、何でも中学の娘さんからは"資料のはらわた"と
呼ばれておられるそうな。う〜ん、うまいっ!娘さんに座布団10枚!(センセすいません)
インタビューを読んでいくと、何と畑氏が出した手紙の件があるではあーりませんか!こりゃスゴイ。何だか色々と
お願いしたそうですが、サインを公開出来て良かったスね。先のサイン本など微力ながらお手伝いさせて頂きます。
でも、私のとこのサイン本・テレカ等のコレクターズアイテム・ページは一体いつになったら出来るんだろう・・・
 それはそうと公開画像の中にテレカで知らないのがある。画が小さいので判り辛いのだが永井君の尽力で、
『銀英伝4』の口絵と判別できた。しかしいつ出たのこんなの?関係者用だろうか?う〜ん欲しいっ!!
でもずらり並んだテレカを「金券ショップ行き」だなんてセンセ、言ってくれりゃぁ言い値で買いますゼ。

 1.19 畑氏に星野海外サイトを教えてもらう。さすが海外本関係には大枚突っ込んでいるせいかとても詳しい。^^ そこで
以前から気になっていた宇宙服のカットを発見。確か『悪魔の星』のバルっておっさんだったと思うのだが、畑氏に
あっさり、これは『THE MASK OF〜』と否定されてしまう。ええー!ウソやん。おかしいな。と記憶だけで勝負しようと
思っていたら、北條さんの調査によりバルのおっさんに軍配が!ふふふ、正義は勝つ!? (ゴメンね畑ハカセ)

 1.15 「ガンマドーレ北海道」と言うインターネットマガジンにて星野センセが特集されていました。(okimiさん情報Thanks!)
最新のアンケートに直筆で答えられています。『試される大地:北海道』に憤慨されてる所は相変わらずのご様子。
過激な発言もあちこち飛び出してなかなか楽しませてくれてます。"おじさん"なる語句が目立つが、「宗像教授」を
続けていると身も心も中年思想になられてしまったのでしょうか?ナウでフレッシュな宇宙SFそろそろお願いします。

 1.11 トムプラス読者プレゼントの「宗像教授四巻サイン本」に当選!ウレシーィィ!(^^) しかも10名当選のうち送られて
きたのは「1/10」の記入あり。うひょー!栄光の?イチバーンじゃありませんか。年明け早々今年もツイてるねェ。
以前モロ☆氏の「西遊妖猿伝サイン本」の時は、モロ☆MLのメンバーがずらずらと当選したので「全プレか?」の声も
飛び交っていたのだが、我が星野MLも3名の当選者を輩出しました。ほぼ全プレ。でもないかな。

 1. 6 「宗像教授:氷の微笑み」読む。今回はしんみりと話が進みます。民話の宝庫、東北地方。柳田國男ばりに村の老人に
"雪女伝説"を語ってもらう宗像御大。読み進んでいくうちに星野作品である事をしばし忘れる。その余りの昔日本・
田舎日本な話だからだ。ここまで徹底して近代日本の田舎を描いた作品は無かった。ほとんど昭和初期の雰囲気。
正確には現代、平成が描かれているのだが御大のいつものカッコと老夫婦のファッションでは現代が感じられない。
周りの時間が止まっているかのように話は進み、そしてファンタジックなエンディングを迎えた時、新たな"雪女伝説"が
星野氏によって生み出されたのです。
 先に"星野作品である事をしばし忘れる"と書いたが、思い出させてくれたのは久しぶりに登場した「口紅美人」です。
この筆ペンによる独特のペイントを施された口紅の描き方が何とも言えず好きなのである。もしかして神子以来かな?
ぜひ毎回登場させて欲しいところだが、口紅女性だと池女史とカブるから難しいですか?センセ。

 1. 1 恒例の北海道新聞元日号に星野氏のイラスト有り。今年描いて下さったものは「大予言1999」。最近のインタビューで
ただの日食らしいと判ってからは、余り信じないような事を話されていましたが、やはり旬と言う事でかノストラダムスが
描かれています。バックは久々の宇宙ステーションを御来光と共に描かれており、これはもしかすると今年あたり
待望の"宇宙SFもの"を描いて下さる前兆なのでしょうか?なら嬉しいんですけど、さて?

平成10年
12.25 アフタヌーン2月号で「ブルー・ワールド」各国版プレゼント。たまにこのような企画をしてくれるので
アフタヌーンは好きだ。さすが太っ腹の講談社である。早速応募したけど、また当たるといいな。(^^)
講談社系の星野グッズ・プレゼントはこれまでに数限りなく当選させて戴いている。有難い事です。
特に「ブルーホール」「未来の二つの顔」時代は大変お世話になりました。これからもよろしくお願いします?

12.17 鶴謙さんの探偵マリエル「ママは何でも知っている」読む。なんじゃこりゃ!?のホエールズ優勝記念スポーツ新聞で
4ページも埋め尽くされている。考えたね鶴謙さん。まあ、横浜ベイスターズ優勝と言う事で堪忍してあげよう。
38年ぶりなんでよっぽど嬉しかったのでしょう。ウチの虎の時も21年ぶりだったんで、まあ解ります。
でもそのおかげで、肝心のストーリーが進まないですなぁ。おっとっと、今は漫画家じゃなくイラストレーターでしたね。
そう思ってる方が読んでるこっちも精神衛生上、随分と気が楽?(^^)

12.23 石森章太郎氏の完全版とも言える全集が刊行されているのですが、古本屋の\100コーナーで「くノ一捕物帳」を
発見。即GETする。長い間2巻目がお蔵入りになっていた不憫な作品です。1・2巻の完全収録で再発刊された。
しかし、これってまだ出て間も無いはず。それが1/10の\100とは。ビッグネームの石森氏でもこの程度の扱いなの?
新興勢力の古本チェーン店らしいけど査定は一体どうなっているのだ?それとも単なる売れ残り?石森だぜ。
長年待った作品が安く手に入って嬉しいやら寂しいやら、ちょっと複雑な気分ですなぁ。

12.12 今日は名古屋で忘年オフ会。午前10時に熱田神宮前駅に集合とは大阪人にはちと辛いスケジュール。
おかげで会社行くより早く起きてしまった。熱田神宮は「ヤマタイカ」で、かの広目が草薙の剣を盗み出した場所だ。
広目の逃走ルートを、「ここらでハイヤーでも待たせていたんだな」などと、ちょっと考えてみる。(ウソ)
しかし、草薙の剣は見せて貰えず残念。サービスが悪い。目玉だったのに・・・。気を取り直して「宗方」に出てきた
"信長塀"前で記念撮影。全員ニンマリ。だが本殿へ来た時、はたと参道を通らずに来ている事に気付き、
皆、慌てて鳥居をくぐり胸をなで下ろす。得体の知れない物が出て来たら恐ろしいからね。出たら三重在住の
コ○クター某氏得意の踊りでちゃんと帰ってもらいましょう。ん?(モロ☆読んでないと解からんですな。^^)
 
昼食に名古屋名物、蓬莱軒の"ひつまぶし"食す。ここでミニオフ会。平山嬢描く所の「星野キャラ絵はがき」が
皆に配られ、畑氏は星野フランス本など。REUさんからは去年の名古屋オフでお願いした「冬の帝王」を入手。
もう忘れてたので嬉しい。私は出玉が尽きてきたので、今回はゼンマイ仕掛けの「ねじ式人形」でお茶を濁そうと
ウイウイ動かしていると、隣の客の冷ややかな視線を浴びてしまった。う〜む、反省。(-_-)
 
オフ会はこの後、古本屋巡り〜夜の大宴会と進むのであるが、所用の為、残念ながら私はここで中座。
後ろ髪を引かれる思いで、急いで"虎屋のういろう"を買い込み帰阪する。夜の宴会はモロ☆MLの秋田嬢も参加
しての盛大なものになったそうですが参加できずとても残念。参加の皆様、お疲れさまでした。

12. 5 「宗像教授:冬の兎」読む。干支シリーズ今回は"因幡の白兎伝説”の話でした。トラの時と違って
今回は予想が当たりました。御大曰く「これしかない」そうですが、まあそうカモ。後は"兎と亀"位なものかな?
それはそうと自殺?した親父さんを洞窟内に放っておいて、この夫婦はあのままにしておくんだろうか?
一応刑事事件じゃないの?宗像御大も取り調べを受けにゃならんですな。Mさん曰く「そろそろ、『またあんたか!』
てな、御大担当の?恐持て刑事の登場を願う」そうですが、イメージ的には銭形警部ってとこかな?
 
今回は男性読者へサービスの池女史のヌードあり。星野センセの漫画でヌードは実に久し振りですね。
「未来の二つの顔」以来か?しかし御大がこの池女史を見つけた時、「おっ!」ではなく「うっ!」だったのが
救いかな。(^^)? でもなんだか「うっ!」だと「えらいもん見てしもた!」てな感じがしてならない。まあ、
えらいもんはえらいもんだが。(^^; トラさんの時もそうだが、何だか干支シリーズの時はオチを最初に考えられて
いるような気がするのは私だけでしょうか? ともあれこの時、御大が温泉でのびてる池女史の赤裸姿を見て、
「ワシがもう20年若ければ」、…と思ったかどうかは定かではない。(すまん。m( )m)

 
11.25 "まんだらけ"でMr,マガジン創刊号を発見する。これには『ブルーホール:プロローグ』の予告カットが載って
いるかも知れない。ただ、この店では創刊号と言うだけで実に法外な値段が付けられている。4ケタ値段なので
買おうかどうしようか悩みに悩んだ末、清水の舞台から飛び降りる覚悟で(大袈裟か?)思い切って買う事にした。
ドキドキしながら家に帰り早速開けてみると、おお!それは字だけの予告でカットは無しであった!ガーン!(@.@)
大ハズレの大失敗の巻じゃあ!(T.T) しかもこの予告は発売当時に見ていた記憶が蘇ってきたではないか!
ああ、自分の記憶力の弱さと"まんだらけ"の法外な値段に腹が立つ!

11.19 講談社が出した「鶴謙カレンダー」を買う。実はこのカレンダー、この夏にモーニング編集部へ行った時、
編集さんと松岡君が内容について話していたものです。ようやく発売の運びとなり、当初の予定通り既存のマンガの
コラージュとなっていますが、もう一つの"1999年ノストラダムスの大予言:世紀末”感を鶴謙世界で出すのは
やはり無理と悟ったのか、こちらの方のアイデアははずされてある。
 LDサイズとその肌触り?はなかなか良かったので外観は気に入っているのだけど、新作の無い内容は
どう贔屓目に見てもイマイチだ。特にセリフや擬音部分を消して一枚イラストとして見られるようデジタル処理で
隠して欲しかった。版権を持つ所が出すのでかなり自由にコラージュ出来ただろうに残念だ。
 
 早くも数字が抜けてるだの壁にぶら下げたら中身が抜け落ちただのと極評を聞くが、果してファンが本当に喜ぶ
"講談社版:鶴謙グッズ"は一体いつになったら出てくるのだろうか? 買わなければならないファンは辛いのだよ。
うむ、もうこうなったらいっその事、ファンから欲しいグッズの希望を募ってはどうだろうか?
とりあえず私は、実用的でなおかつ楽しめる「チャイナさんグラス」なんか欲しいと思うぞ。どう?T盤さん?

11.19 ”わんだ〜らんど”で店長と恒例の?サイン会話をする。来店希望人数が100名から200名に知らぬ間に人数UP
されている。どうやら先月の高橋ツトム氏サイン会で300名近くが来たので、店長さんかなり強気になったようですな。
「何人動員掛けられる?」の問いに「んー、10名位なら」と答えると、何だか「フッ」と鼻で笑われたような気が。(^^;
すんません店長。何とかもっと人数集めますんで、星野氏のサイン会いつの日かよろしくお願いします。

11. 6 「宗像教授伝奇考:水天の都」を読む。河童の話である。源平合戦で敗れた平家の落ち武者達が
落ち延びてゆくその先々で生まれたと言う”河童伝説”。誰が決めたか知らないが、どうやら河童の相手は子供と
相場が決まってるようだ。水木氏の『河童の三平』もそうだしね。これらの事を総合して、星野氏は河童の姿を
民衆のイメージからとしているが恐らくそれは正しいであろうと思う。しかし、日本各地の河童伝説とはどのように
関わっているのかはわからない。果して九州が河童の発祥の地なのかな?
 でもついでながら、鬼のスタイルの説明をしたのなら、ぜひ河童の弱点”頭の皿”や好物”キュウリ”の由来にまで
言及して欲しかった気がする。話の内容には関係ないけどさ。
 


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