こちらには過去の『TAKE TALK』がストックされています。

平成10年

10.25 『宗像教授伝奇考:第四集』が発売されたので買いに行く。表紙には「これはビックリ!」のダーキニー神が
ベロベロと舌を出している少々気味悪い画が採用されている。一瞬、「楳図かずおか?」と思わせる画風は、
『恐竜教室』以来の楳図氏へのオマージュなのか?何だか楳図ファンが間違って買いそうだ。(なワケないか)
 横にはアクション派らしく?躍動感のある宗像御大が描かれていますけど、『殺生石』の話以来これと言って
激しいアクションものは無い。やはり"年寄りの冷や水"となってしまう為、余り続けて無理は出来ないか?
 果して"干支シリーズ"と並び"アクションシリーズ"が毎年恒例になるかは定かではない。

10.11 今日はいよいよ京都オフ。[宗像ツアー]は皆さんこちらの場所の関心が高く、他の場所の希望は皆無と言って
いいほどでしたので、『西遊将門伝』の舞台の一つ"将門岩"を拝する事に決定しました。
 電車やケーブルを乗り継ぎ一路"将門岩"へ向かう。途中、星野氏もこのルートで取材されたのだろうかとの
想いを巡らせるのだが、車内のあちこちでは早くもレアものが飛び出しミニオフが始まるのであった。
 途中、八瀬遊園の河原に偶然ショベルカーがあり、「おお、あのショベルカーだ!」などとバカ受けしとりましたな。
 
 ともあれ滞りなく比叡山へ到着、ひなびた?山頂遊園地内の道端に実にさりげなく"将門岩"はありました。
一見した所ただのデカい岩の塊ですが、福武に折られた立て札も無事?復活しとりました。(^^; しかし、
「おお!これかっ!」と感慨深く写真を撮り・触りまくる我々は、他の人からはさぞかし奇異に映った事だろう。
 "将門岩"から京の都を望んでみるが、山や展望台で邪魔されてイマイチだ。かえって琵琶湖の方が良く見える。
天下取りの話をしたと言う平安の昔はさぞかし良く見えたのであろう。
 
 夜の宴会は会員さん持参のレア本等が氾濫するオフ会となり、皆さん飲み食いもそこそこに概ね読みふける
場面が多く、シーンとする宴会場もこれまた仲居さんには奇異に映った事であろう。まあ、酒を目の前にして
黙々と星野作品の評論が載った本のメモを、一心不乱に取りまくる畑氏が私には奇異に映りましたけど。(^^;
 2次会は近くのカラオケでSMAPからヘビメタまで何でも有りの内容で、東京の時とはまた違った味わいとなり
京の夜は更けて行くのでありました。参加の皆様お疲れ様、またお会いしましょう。

10. 7 「滅びし獣たちの海:文庫版」を買う。以前に出たA5版と中身は同じだ。表紙も"スコラ星野シリーズ"では
おなじみになった加藤直之氏がこれまた担当されています。これは海に沈んだガラクタを描いているんだろうか?
 この、"表紙は他人の画:マンガ文庫版"は何も星野氏に限った事ではなく他の作家でも見られる現象なんですが
なぜ文庫版だけがそうなのか全く理由が解らない。昔の文庫版ブームでも一部そうであったのを踏襲してるのか?
加藤氏の画が見られて良い。との意見もあるが、MLでの「マンガ家なのだから自前の画で勝負!」と言う
いちひと嬢の意見に私も賛成である。

10. 6 「宗像教授:菊理媛は何を告げたか」を読む。イザナギの逃亡時、黄泉比良坂で何かを告げたと言う菊理媛。
黄泉の国神話は有名だけど、こんな媛さんは知らなんだ。先の「コミッカーズ:モロ☆野対談」でモロ☆氏が
この菊理媛について言及されていたので、もしかしたら星野さん、この時の話が今回のヒントになったのかナ?
でも何であの尼さんが呪い殺されにゃならんのか?イマイチ解からない。何か罪深い事でもしてたんでしょうか?
尼さんが面倒を見ていた女の子もそれに一枚かんでいたようにもとれるし、う〜む・・・
 ともあれ、結果的に尼さんの後を継ぐ事となった女の子ですけど、ダム建設でその村が水没してしまったそうで、
この女性の就職氷河期に、せっかく"菊理媛"の職に就く事が出来た彼女も失業ですな。(^^; 
 

 9.16 「2001 Nights 2」英語版を譲ってもらう。(畑さんThanks!)これでやっとハードカバー版を含む新バージョン
全4冊が揃った。これであと気掛かりなのは、歯抜けの「旧2001 Nights」だがこちらは昔の本なのでどうだろうか。
更に他国に目を転じてみると、ドイツ版だのイタリア版などまだまだ未入手のものが,ぎょーさん有るのである。
これら星野作品の世界版を一手に引き受けて輸入販売してくれる日本の代理店は無いものだろうか?
有力出版社がやってくれたら楽チンなんだけどなぁ。双葉社&講談社さん、どうですかね?

 9.10 富士見フェアで「リジィオ」グッズ、テレカと下敷きが発売された。原作:冴木忍氏の小説で鶴謙さんがイラストを
描いているので一応買ったが、出たのが主役リジィオだけで、これが男の為かどうも購入意欲を余りそそられない。
これは鶴謙グッズと言えばもう女性がほぼ決まりになっているので、奇異に映るからだろうか?女性ファンの声を
聞いてみたいものだが、今まで鶴謙女性ファンになぞお目にかかった事がない。
 ブレッケンリッジ博士位だと男でもアクの強さで役者が立つのだが、リジィオじゃイマイチだ。
まあ、これは原作のせいもあるだろうが、そんなもの吹き飛ばす位の生命を鶴謙さんに吹き込んで貰いたい。
 あと、シザリオンが居るんだから彼女のグッズ出したらどうなのさ。富士見さん。リジィオの倍は売れるよ。きっと。

 9. 7 京都オフ会の企画で、昼オフするならどこに行こうか色々と考えてみる。東京オフ会の続きだとやはり「将門岩」
だろうか。しかし、比叡山は遠いし半日はつぶれるだろう。どうしたものか。後は「毘紗門堂」か「広隆寺」位だけど、
見返していて『楡の木』が京都だと気付いた。でも"猪頭村"ってそんな村ありませんがな。作りましたね星野さん。
ここには行けないなぁ。(笑)

 9. 6 今回の作者コメントで「夏でも湯豆腐」とあり、うだるような夏の関西に住む私には想像もつかないのですが
北海道の会員さん曰く「飲み屋でも年中メニューにある所あり」との事。ううむ、日本は広い。
いつの日か星野センセ宅へ伺える日がもしあるなら、その時は”懇意にしている店の豆腐”を手土産にしたら
センセ喜んで下さるでしょうか?(^^; でもどこの店か分からん。近所の方、情報求む?!

 9. 6 「宗像教授:西遊将門伝(後編)」を読む。北極星を日光に、北斗七星を天海ゆかりの神社仏閣に当てはめた
今回の話。実に見事でした。それだけでも凄いのに、八番星アルコルが比叡山にまでピタリと当てはまった事に
驚嘆しました。もうこれだけで満腹になったので、孫悟空の話はどうでもよくなってしまった。(^^;
比叡山と言えば「将門岩」での不思議なご坊、つまりは天海僧正ですが、またいつの日にか登場しそうな気がする。
 その天海僧正が初登場した、今回の話の発端とも言える「酒天童子異聞」での、いずこともなく忽然と消え去った
あの衝撃のラストシーンでは、宗像御大をはじめ、我々読者をも心胆寒からしめた天海僧正であるが、
実はあの時、御大が放心している間にコソッと草むらに隠れてジッとしていただけ。との説もある。(^^;

 9. 4 「コミッカーズ10月号:10000字モロ☆野対談」が載ったので買う。主にマンガ原稿でのテクニックを懇切丁寧に
手ほどきしている本です。星野氏もこの本でテクニックを披露してくれないかな、などと思っておりましたけれど、
どんどん内容が星野氏が載りそうに無い方向へ行っていたので、対談と言う形で掲載とは寝耳に水でした。
 対談は終始星野氏がリードする形で進行し、モロ☆氏のはさむ口が無い程だ。星野氏ってこんなに雄弁な方
なのでしょうか?少々意外な気はしますけど、これは気のおけないモロ☆氏と久し振りに会われて”積もる話”も
何とやらと言った所なのでしょうね。でも星野センセ、「モロ☆さんのメカは「メカ」と字で書いときゃ読者は解って
くれますよ」って何ぼ何でもちょっと・・・、本質を突いてるかナ?(^^;
 

 8.29 畑氏の提唱で『未来の二つの顔:英語版』を団体買いしたものが送られて来た。全13冊はなかなか圧巻だ。
以前、友人にシカゴで買って来て貰ったものと少しダブるが、まあよかろう。何にしても入手出来たのは嬉しい。
東京であれだけ探しても入手出来なかったものが、インターネットの海外注文でこんなにも簡単に手に入るとは!
何だか病み付きになりそうだ。次の英語版は何が選ばれるだろう?(畑さん、また話があったら頼んます!)

 8.17 東京タワーのロックスター、リッチー・ブラックモアやジミー・ペイジに会いに行く。と言っても蝋人形です。
写真で見るより実物はワリと似てるじゃありませんか!特にリッチーは私のロックの師匠ですので実に感激!
記念写真をバシバシ撮ってしまった。ただジミーがお色直しとかで人形師の所へ里帰りして不在だったのは残念。
ジミー・ペイジも盆休みだったみたいですね。(^^)?
 
 続いて松岡君と共に「モーニング」編集部へ。松岡君は鶴田氏関係で協議があったけど難しい結果に終わって
残念でしたね。はたで聞いていた私は、いきなりな話で何が何やら良く解からなかったですけど。
 さて、同行した利点を最大限に利用して、星野氏の連載再開をお願いしてきました。ものは「モーニング」
と言えば、そう!かつて連載されていた『ベムハンター・ソード』です。
 
 8月号のトムプラスの田中芳樹氏との対談で「エイリアン4」観たら宇宙を描きたくなった。みたいな事を言われて
いたので、星野作品でクリーチャーが出てきて宇宙ものと言えば、もう『ベムハンター・ソード』しかないですよね!
話を聞いて下さった編集部長のTさんも「ソードの中断は気になっていたんですよ」とかで、一応は「わかりました」
と快く承諾していただけましたけど、どうなりますやら。
 今回は、訪問先もお願いするものも、先の対談も含め、実にタイミングが良かったと思います。畑氏が星野氏より
以前に貰っていた『ソード』の連載再開について書かれたハガキも今回説得力ありましたしね。(畑さんThanks!)
後は、編集部が依頼して下さって、星野氏がいつの日か描いて下さるのを祈るとしましょう。

 8.16 さて今日はコミケで「星野オフ会2」の待ち合わせだ。ついでに居候しているスペース、松岡君の鶴田謙二FC
「少年科學倶楽部」で『星野之宣ファイル』の売り子などする予定。
 しかし中央線の車両故障で駅は閉鎖、予定より2時間遅れになる。うむむ、不吉な!もしや本の売れ行きも・・・
と思いきや、先日渡した分は即日完売したとの事でビックリする!早速追加した分も完売して2度ビックリ!
星野之宣同人誌の需要はやっぱりあったんだなぁ・・・、こんなにファンの方がいるなんて!
じんわりと喜びがこみ上げてくるのを感じ、嬉しい気持ちで一杯です。う〜ん、やっぱり作って良かった!
 
 夜は「星野オフ会2」で新宿へ。浅野さんが持ってきた『ヤマタイカ』パロディー同人誌(通称:広目ラブラブ本)
を拝見し、我が「星野之宣ファイル」が史上初の星野之宣同人誌ではなかった事を思い知らされる。
「砂漠の女王」テレカや、アートさんに借りた星野メカ・パクリ本などで大いに盛り上がった後は、カラオケへ。
皆で3時間ほど熱唱する。人数が少ない分、まわってくるのが早いですな。古い曲など歌えて懐かしかったです。
 3日連続のオフ会とあり、少々疲れましたけど非常に楽しかった。参加して下さった皆さんありがとう。
また会える日を楽しみにしております。(^^)

 8.15 畑・永井両氏と共に渋谷まんだらけに行く。コミケに人を取られて客が少ないとの事だが、こちらも大阪と同じく
ディスコでも買い取ったのかステージが設けて有る。ま、それはともかく『夜の女神』の初出誌が入手できホクホク。
でも大阪よりこっちの方が値が安いのよね。何で?安く買えたのは嬉しいけど大阪店も下げてくれよぉ。
 近くにまんがの森もあり、独占発売の鶴田謙二『チャイナさん英語版:総集編』を入手。しかし高いね英語版は!
ついでに英語版フロアを見るが、星野作品はなく、どうやら『未来の二つの顔』は輸入されてはいないようだ。
 続いて海外版を探そうと神田方面へ足を延ばすが、星野作品は無し、残念。代わりに『遠い呼び声』の初出誌を
発見する。少々値は張るが仕方ない。これで先の『夜の女神』と併せてチャラになってしまった感じ。
 
 夜は畑氏と共にモロ☆FC「もろこし会大宴会」へ出席する。「宗像は稗田のパクリじゃぁ!」といぢめられるのかと
思いきや、そうでもなく皆さん良い人達ばかりでした。(^^; 特にアートたけし氏のモロ☆作品収集にかける情熱には
驚くと共に、いい刺激になりました。(共同戦線の件よろしくね。アートさん)
 2次会はカラオケへ。皆さんなかなかに慣れていらっしゃるご様子で、アニソンなどが次から次へと歌われていく。
事前に得た情報では『海のトリトン』を「Go!Go!ミケツ!」と歌う人達だと聞いていたのですが、この夜はついに
このバージョンで聴く事ができなかった。次回のチャンスを楽しみに待ちたい。(^^)

 8.14 夜勤明けで家へトンボ帰りの後、飛行機で東京へ。羽田でなかなか荷物が出てこないので焦る事しきり。
結局、遅刻してしまった。先にお集まりの皆様スミマセン。羽田から首塚まで一時間ではちときつかったようです。
 将門の首塚を拝した後、神田明神へ向かう。改修工事で正面門が足場で覆われているのは少々残念でしたが
星野氏が取材した時もこうだったんだろうか?お参りした後、万難を排する為お札を買いに行くが、沢山あって
どれにしようか迷ってしまう。幸い永井さん持参の「トムプラス」があったのでマンガのと同じのを買う事にする。 
 
 夜のオフ会は、モロ☆で有名な「新宿の目」を待ち合わせ場所に設定する。一応お約束で、北條さんが
"目ん球部分"を押してみましたが、やっぱり開かなかった。うむむ、残念。(^^;
 星野オフ会1は鶴田謙二MLと合同にしてもらい、総勢16名の方に集まっていただきました。感謝です!
その内容は、単行本未収録作品や海外版に”どーしん”など、レアものが乱れ飛ぶオフ会になり、どうやら皆さん
見るのと喋るので忙しく、余り飲食の方は進まなかったようですね。かく言う私も何を食べたか憶えてません。(^_^;
個人的にも、このオフ会でついに星野作品を全て読破する事ができ、大変有意義でした。(北條さんありがとう!)

 8.11 米国シカゴへ行っていた友人Kより星野海外本が届いた。「無い物リスト」を渡しておいたので何が入ってるか
楽しみでしたが、『未来の二つの顔』数冊と『新2001Nights 1&3』に加え、絶版で超入手困難の為半ば諦めていた
『サーベルタイガー』が入っているではありませんか!Kよありがとう!君にこんなに感謝したのは初めてだ。
でもこのお返しにとコミケで「H本」買って来てくれだなんて、恥かしくてそんな物買えんがな。何か他のにせい!

 8. 9 失敗するたび「もうだめか」と何度も思われた、『星野本(のようなもの)』がやっとの思いで完成した。
作品リストに毛の生えた程度ですけど、リストよりは上を行くだろうとの事で『星野之宣ファイル』としました。
何とか形になってくれたのでホッとした気持ちで一杯になる。同人誌を作るのなど何年ぶりだろう。
増してや一人で作ったのは初めてです。ただ、結果的にその一人がアダとなり低能率の家内製手工業の為、
数十冊しか出来なんだ。悲しい。(一人の製本作業がこんなにシンドイとは。(*.*))

 8. 7 「宗像教授:西遊将門伝(中編)」を読む。何だかますます混迷の様相を呈してきたみたいな感じです。
満を持して「将門ツアーは、北斗七星で結ばれている」:説、を発表した宗像御大ですけれど、もうすでに前号の
「宗像教授のフィールド・ノート」の日本地図で出てしまっているので、トムの読者は「ああ、やっと出たか」
程度の感覚しか無い。編集部ももうちょっと考えよう。宗像御大、ピエロのようで、いとあはれ・・・
 

 7. 23 東京オフ会の参加者を募った所、2・3人は来て欲しいなァと思っていたら、予想に反して十数名の方に
参加希望を頂いた。これには正直ビックリ! 心配は杞憂に終わりました。鶴田オフ会とも人数に関係なく日程が
重なってしまったので、やはり合同オフ会にして貰う事にする。
 早速、関東の会員さんにオフ会場の手配をして頂く事にして、(永井さんありがとう)『星野本(のようなもの)』製作に
没頭するよう心がけるのであるが、思うように進まず不安が増してくる。果してコミケまでに出来るのであろうか?

 7. 14 『星野リスト(仮)』製作の為、初出誌及び、単行本類をダンボール箱に詰め、コピー場所まで運ぶ。
こう言う時、一冊丸まる保存派は実に大変で、倉庫をまさぐり必要なものを抜き取っただけなのに、実に重い!
これが星野氏の20数年に渡る歴史の重みなのかと感じ入るのであるが、身を持って感じ入ってしまったので、
腰が抜けそうだったのには参りました。う〜ん、それにしても凄い量だ。
 
 本作りでコミケ参加が決まったので、同時にモロ☆FCの「もろこし会大宴会」に参加させてもらう事にする。
例年、盆は仕事が忙しいのだが、今年はめずらしく休みが取れた。今から非常に楽しみだ。
 上京中、鶴田謙二MLオフ会があるので参加する事にして、こちらも星野之宣MLオフ会を企画する。
果して人が集まってくれるだろうか?少々心配。鶴田オフ会の松岡君と「お互い少なかったら一緒にやろう」と
話をする。

 7. 7 「トムプラス8月号、宗像御大の西遊将門伝(前編)」を読む。孫悟空と平将門と言う異質の取り合わせ。
今回は取材旅行をする程の熱の入れ様で思わず期待してしまうのだが、一体これがどう言う風に結びつくのか
さっぱり解からない。けどまあ新説をガンガン発表している星野氏の事ですし、氏の言う"刑事コロンボ方式"(笑)で
なぞ解きしてくれるそうですので期待しましょう。
 物語の他に、先の取材記として「宗像教授のフィールド・ノート」がカラー特集されている。しかし、日本地図の
取材地を線で結んで”北斗七星”にしちゃってるんだけど、これってネタバレじゃないの?大丈夫?
こう言う付録付けてくれるのは嬉しいんだけど、フィールド・ノートってのはねぇ。何か他のなかったの?これじゃ
稗田教授のマネと言われても仕方ないよ。パロディかオマージュか知らないけど、人気あるし、売れてるんだから
モロ☆作品を意識しないで独自路線を歩んでもらいたいな。
 
 この他にも田中芳樹氏との対談が載っています。田中氏も今現在SFをやっておられないので、ファンからは
「帰ってこいよ〜!」状態だそうです。ファンの気持ち解かるナァ... 星野ファンと同じなんだよナァ...
でも、『エイリアン4』観たら「こんなの描きたくなってきた」とか言ってるし期待してますよォ、星野センセ!
 それと、「宗像教授は考古学会の水戸黄門(笑)」らしいけど、私は前から言ってるではないですか。
ステッキさばきは水戸黄門なみだって。(^_^)
 あと、星野氏の対談写真を見て、「稲川淳二!」と思ったのは私だけ?(センセ、すんません。m( )m )

 7. 5 講談社のKキャラクターズなるマニア向けグッズが発売されている。鶴謙キャラものもあるので必然的に散財
させられる事となってしまった。(こう言う時、ファンは辛いなァ...)
 まず、テレカとポスターを買ったが、テレカはともかくポスターの異様な大きさは何だ!ポスターではなく入れ物の
箱の方である。ちょっとした組立てラックを買ったような雰囲気だ。私は偶然、車だったから苦にならなかったが、
皆どうやって持って帰ったのだろう。ポスターなんだから丸筒でも良かったんじゃないの?
それとも、この”豪華ダンボール箱”(笑)も価格に含まれているのですかな?
 
 ポスターのオマケ?に、トレーディング・カードが付いてきました。今回は36枚発行されるらしいですけど、
どうも彩色(着色?)が変だ。私のだけかと思ったが、皆そうらしい。かなんなァ...
テレカも「色も構図も良くない!」との声が挙がってるしで、100%満足とはいかないようですね。
 『Eternal』からこっち、マニア向けものが続々と発売されてはいるけど、どれもこれも期待外れの感のものが多い。
新商売のグッズ販売で模索中なのだろうが、こうもハズレが続くとそろそろ軌道修正すべきじゃないかな。
期待してるし、大枚つっ込んでいるんだから頼んますよォ。講談社さん。

 7. 4 念願の『怒りの器』が手に入った。とても嬉しい。(松岡君Thanks!) これには”クライマックスカラー”なる
妙な言葉が添えられていますが、何かと言うと、一番盛り上がる場面をカラーページにしようと言う意味合いで、
物語の最後の方に突然カラーページが現れる、と言う仕組み。これだけでも珍しいのに、どうせやるならもっと
迫力持たそうとでも思ったのか、見開きに加え折り込みページまで配しての、変形6ページカラーとなっています。
でも、このおかげで?収録が困難な為か、未だ単行本化はされていません。残念。
 ぜひともカラー部分を普通に描き直して、単行本に収録して下され。星野センセ。
 

 6.27 やっと「鶴謙テレカ:970822」が来た。これは例の『Eternal』購入者しか買えないものだが、
雑誌懸賞と同じものと言うふれこみだ。以前当たったものと比べてみたんだけど、絵柄は全く同じだった。
同じで良かったやらちょっと残念やら、複雑な気持ちが頭を巡る。とかくファン気質とは不可解なものナリ。(^_^;

 6.22 去年出た『鶴田謙二BOX』が再発決定。またも限定発売はおざなりにされてしまった。
高価なBOXを苦労して買った者の気持ちが解っているのか?全く同じ内容なら無視も出来るが、それでもやはり
いい気はしない。もし細部が違うなら気になってしまうではないか。ああ、全くもって心臓に悪いったらありゃしない。
「限定発売」の意味が解からないなら私の広辞苑を貸そうか?モーニング編集部よ。
「ファンの要望に応えた」と言うのであれば、なぜ先の『The Spirit of Wonder』を10年もの間増刷もせず、
ほったらかしにして入手困難にしたのか説明して欲しい。私だってさんざん「増刷希望」のハガキは出したのだ。
 「限定発売」の文字は本来の意味を成さず、今やファンを煽るだけのただのキャッチコピーになってしまった。
本当に嘆かわしい事だ。

 6.12 『ヤングアニマルNo,12』が鶴田氏のポスター付きなので買う。両面印刷のリバーシブルポスター第2弾です。
雑誌自体がそれ系なので仕方無いのだろうが、前回に引き続きヘアヌードを描いている。最近、こう言った画が
続いているのと、気恥かしさも手伝ってか見飽きてきた感がする。そろそろ新作マンガを読みたくなってきた。
「マリエル」の三話を発表しても良い頃なのでは?情報だともうそろそろらしいけど、一向に載る気配が無い。
それとも半年に一作のペースだと、寡作作家の異名を取る鶴謙さんには早すぎですかね。(^_^)?

 6. 7 トムプラス7月号の星野氏コメントで『息抜きは?』の問いに「インターネットでサーチして作品感想を読む」
とあり、氏のインターネットへの関わりが、すでに日常化している事をうかがわせていました。
どのサーチにも引っかからない我が”WONDER PLANET−Star Field”は、読まれていない事だと思いますが、
星野氏に読んで貰えるのなら、サーチエンジンに登録してみようかな?おっと、その前に全サイト作る方が先か?
 ここを読まれている数少ない皆様方、どうぞ気長に付き合って下さいませ。

 6. 7 トムプラス7月号「宗像教授伝奇考:縄文の虎」を読む。恒例?の”干支シリーズ”今年は虎の巻でありました。
4月の再開時に”加藤清正の虎退治”あたりを題材に話を描かれるのではないかな?と思っていたんですが、
やはり星野センセ、読者の予想を見事にはずして下さいます。そう簡単には当たらないようですね。さすがです。
 
 三大仇討ちの曽我兄弟は有名ですけど、その恋人の逸話までは知らなかったですね。でも女性の名前で
”虎”なんて聞きますと、”おトラばあさん”みたいなイメージしか湧かないんですけど、どうでしょうか?(^_^)
 久々登場の失神編集者に、「古代史や伝奇的じゃないと雑誌的に困る」と言わせるあたりは、トム編集部の
意向をそのままに、今回の干支シリーズに対する自嘲的な意味合いを持たせているんだろうか?
(今回のは、ご自身では気に入ってないのでしょうか?御大へのスランプ発言は作者自身へかな?)
 ともあれ、失神編集者にスランプ扱いされるわ、フーテンの虎さん扱いされるわで散々の宗像御大でしたけど、
これってもしかして読者の指摘によるものなのでしょうかね?(フーテンの虎さんは面白すぎ。(^o^) )

 6.5 運良く当たった『ヤングアニマル増刊:楽園』の鶴田謙二テレカが送られてきた。
当選者発表一覧を見ていて、知った名前が結構あったので「皆、応募してるんだなァ」とちょっとニヤリ。
おっと、人の事言えないか?でも今回私は借りた名前で当たったので誰も判らなかったみたい。
今まで全プレなどのテレカしか持ってなかったので、希少な懸賞のものが当たってうれしい。
 そう言えば2月の『Eternal』の時に前金で申し込んだテレカは一体いつになったら来るのだ?遅いぞ講談社よ。
 


これ以前のTAKE TALK3はこちらです

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