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尖閣で繰り返される大規模で執拗な中国艦船の領海侵犯、漁船の追尾を、「活発な活動」と報じるNHKの狂気

 10月1日のNHKのテレビニュースは、「尖閣諸島 字名に『尖閣』加わる 沖縄 石垣 緊張が高まるか」と言うタイトルで、次の様に報じていました。
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尖閣諸島 字名に「尖閣」加わる 沖縄 石垣 緊張が高まるか
2020年10月1日 0時58分 NHK

 尖閣諸島の周辺海域で中国当局の船による
活動が活発化するなか、沖縄県石垣市では1日から尖閣諸島の字名に「尖閣」が加わります。これについて尖閣諸島の領有権を主張する中国台湾では反発の声が上がっていて、今後、緊張が高まることも懸念されます。

 尖閣諸島を行政区域に持つ石垣市は、これまで
尖閣諸島の字名を「石垣市登野城」としていました。

 この字名について石垣市はことし6月「市内に
同じ字名の地域があり事務的なミスを防ぐため」などとして「石垣市登野城尖閣」に変更する議案を市議会に提出し、賛成多数で可決されました。これを受けて1日から尖閣諸島の字名に「尖閣」が加わります。

 尖閣諸島をめぐっては中国当局の船が周辺海域への
領海侵入を繰り返しているほか、日本の漁船を追尾するなど活動を活発化させています。

 今回の
字名に「尖閣」が加わることについては、領有権を主張する中国台湾反発の声が上がっていて、今後、緊張が高まることも懸念されます。
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 自国の領土・領海に繰り返される
大規模かつ執拗な領海侵犯、漁船の追尾を、“活発な活動”と報じるNHKは、とても正気の日本人が運営する“公共”放送とは思えません。
 今問題となっている、日本学術会議の6人の学者達の問題と合わせて、日本の
“狂気”の実態を直視しなければならないと痛感します。

令和2年11月2日 (掲示板958 令和2年10月7日より転載) ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ

令和2年11月2日 追記
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11月2日のNHKテレビニュースは、次の様に報じていました。
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尖閣諸島沖 接続水域 中国当局船 航行日数 統計開始以来最多に
2020年11月2日 4時35分 NHK

ことし、沖縄県の尖閣諸島沖合の接続水域を中国当局の船が航行した日数は2日で283日にのぼり、統計を取り始めて以来、最も多くなりました。
この間、中国当局の船は
領海侵入を繰り返し日本の漁船に接近する動きを見せるなど活動を活発化させていて海上保安本部が警戒を強めています。

第11管区海上保安本部によりますと、2日午前0時現在、中国当局の船4隻は沖縄県の尖閣諸島の久場島沖の日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行しているということです。

これで、ことし、中国当局の船が尖閣諸島沖合の接続水域を航行した日数は去年の282日を更新して283日にのぼり、平成20年に統計を取り始めて以来、最も多くなりました。

また、中国当局の船が
日本の領海へ侵入した日数は24日で、先月には、8年前に政府が尖閣諸島を国有化して以降、最長となる57時間余り領海に侵入し、日本の漁船に接近する動きを見せるなど活動を活発化させています。

警戒を強めている海上保安本部は、接続水域を航行している4隻に対し、領海に入らないよう警告と監視を続けています。
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 NHKは相変わらず
「活発な活動」を繰り返しています。

 いったいなぜこのような事態になるのでしょうか。日本のマスコミは中国政府に
脅迫されていて、もはや言論の自由を喪失しているのだと思います。

 中国政府の
意に反する記事を書いたマスコミは、中国への記者派遣・駐在などで不利益な取り扱い(記者の国外追放など)を受けることになり、同業他社とのライバル意識が強く、日頃国内で言っていることとは正反対に、外国政府の圧力に対して使命感が希薄な日本のマスコミは、容易にそれに屈しているのだと思います。

 これは何としても
排除しなければなりません。どうしたら良いのでしょうか。
 まず、日本のマスコミが
外国政府(その指揮・影響下にある団体を含む)から抗議要求申し入れなどを受けた時には、もれなく日本政府に報告する義務を課すべきだと思います。

 それが不当な要求である時には、
日本政府が外国政府に抗議すべきです。

 もし、日本のマスコミがそれを
隠していたら、日本国民に対する背信行為として処罰すべきです。
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