A243
自らの隠蔽行為による旧統一教会(現、世界平和統一家庭連合)の犯罪的行為温存の責任を、「社会」と「有権者」に転嫁した読売新聞

 
8月9日の読売新聞は、「『先祖が地獄で苦しんでいる』と不安あおった旧統一教会、政治家と結びつき『権威付け』」と言う見出しで、次の様に報じていました。
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「先祖が地獄で苦しんでいる」と不安あおった旧統一教会、政治家と結びつき「権威付け」
2022/08/09 08:12 読売

安倍元首相銃撃
[凶弾 浮かんだ背景]<上>

 安倍晋三・元首相(67)が銃撃され死亡した事件は8日、発生から1か月を迎えた。山上徹也容疑者(41)の供述などから、事件の背景の一端が浮かび上がってきた。
社会が問われたものを考える。

(中略)

 議員が旧統一教会と関わることをためらわなくなった背景には、教会に対する
有権者の警戒心の低下がある、との指摘もある。

 全国霊感商法対策弁護士連絡会に寄せられた被害相談は、09年までの5年間は5163件(計約172億円)だったが、昨年までの5年間は564件(計約54億円)。依然として
深刻な実態はあるものの件数は減っており、事件前は社会的関心も低かった。

(以下略)
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 記事は、「有権者」、「社会(国民)」に
責任を転嫁していますが、「有権者の警戒心の低下」「社会的関心の低下」の唯一・最大の原因は、マスコミ(新聞・テレビ)が「議員と旧統一教会(現、世界平和統一家庭連合)の癒着の実態」、信者の「深刻な被害の実態」を(隠して)報じなくなったことです。
 読売新聞は無責任な責任転嫁を止めて
反省・謝罪の社説を書くべきです。

令和4年8月10日   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ