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奈良公園の鹿虐待、読売はなぜ犯人達(中国人)に言及しないで、SNS上の情報拡散を犯罪に結びつけようとするのか

 4月24日の読売新聞は、「『奈良のシカ』蹴る動画が拡散、県が暴行禁止を条例に追加…愛護会『現場に駆けつけて対応』」と言う見出しで、次の様に報じていました。
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「奈良のシカ」蹴る動画が拡散、県が暴行禁止を条例に追加…愛護会「現場に駆けつけて対応」
2025/04/24 08:43 読売   山田珠琳

 国の天然記念物に指定されている「奈良のシカ」について、奈良公園(奈良市)を管理する奈良県は、県立都市公園条例施行規則の運用を一部改正し、シカに対する暴行などを禁止行為に追加した。シカを蹴るなどした動画が拡散されていたことを受けての対応で、施行は4月1日から。県は「ペットのように接する人もいる。野生動物であることを理解し、トラブルにつながらないよう適切に接してほしい」と呼びかけている。(山田珠琳)
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 昨年7月、奈良公園内で何者かシカを蹴る様子がSNS投稿、拡散された。その影響で、県や奈良のシカの保護活動を行う一般財団法人「奈良の鹿愛護会」に対策を求める意見や要望が複数寄せられていた。

 奈良のシカを傷つけるなどした場合、文化財保護法違反で罰せられる。だが、施行規則では2017年の改正で「鹿せんべい」以外の食物を与える行為を禁止しただけで、同法違反にあたらないような加害行為には規制がなかった。

 観光客の増加に伴い、シカにかまれるなどの被害が表面化していることも踏まえ、県奈良公園室は昨年8月から、シカへの正しい接し方の周知を強化。奈良公園内をパトロールするボランティアらが、加害行為が認められた場合は声かけを続けていたが、同室によると「何を根拠に注意しているんだ」などと、さらなるトラブルを招くこともあったという。

 そこで県が中心となり、有識者らでつくる委員会などで議論。今年3月に施行規則の運用を一部改正し、加害行為を「みだりに、身体に外傷が生ずるおそれのある暴行」などと定義した上で、シカをたたいたり、蹴ったりする行為を禁止した。今後周知を図る。

 愛護会によると、奈良公園には約1300頭(2024年7月現在)のシカが生息している。山崎伸幸事務局長は「シカを守るため規制の強化を求めていた。県と連携し、加害行為が認められれば、現場に駆けつけて対応していきたい」と話している。
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 この記事は「・・・何者かシカを蹴る様子がSNSに投稿、拡散された。その影響で、県や奈良のシカの保護活動を行う一般財団法人「奈良の鹿愛護会」に対策を求める意見や要望が複数寄せられていた」と報じ、あたかも「SNS」への投稿に非が有る(鹿虐待拡散の原因)であるかのように報じています。そして、肝心の「何者か」が誰なのかについては何も言及していません。

YouTubeで「奈良の鹿、中国人」をキーワードに検索すると、結果は以下の通りでした。

鹿に暴力を振るう野蛮中国人… #shorts #へずまりゅう #奈良公園の鹿

鹿を蹴る中国人が目撃した日本人に叱られた。 #鹿 #奈良 #中国人

(692) 奈良公園の可愛い鹿たちがなぜか中国人だけを見分けられる理由 #海外の反応 - YouTube

奈良で国天然記念物の鹿を蹴る中国人。怒りの声(Chinese kicks deer, a national natural treasure, in Nara Park. Angry voices.

(以下省略)

 「鹿の虐待」などは外国人観光客(特に中国人)が急増するまでは、全く耳にすることがありませんでした。そして今でも中国人以外の国名を耳にすることはありません。
 記事を書いた人間(記者)もその点については知らないはずがありません。知っているのに書かないのは、隠していると言うことです。

 それどころか、「観光客の増加に伴い、シカにかまれるなどの被害が表面化」などと、あたかも「鹿が悪い」と言わんばかりです。“蹴る人”と“ペットのように接する人”を並列して論じているのも尋常ではありません。鹿せんべいをやるなといいたいのでしょうか。

 さらに日頃敵対視しているSNSに鹿虐待「拡散」の罪をなすりつけようとまでしています。を負うべき知っているのに報じない読売以下の「宅配紙新聞」と、NHKと「民放各局」です。

 読売は日頃SNSフェイク・ニュースと結びつけて報じる一方で、「宅配紙新聞」は読者の「信頼が厚い」と報じるのがですが、重要な情報を知っていて報じないのは、「嘘を吐いている」のと同じです。彼らの自画自賛は「すぐにバレるような嘘は書かない」と言うだけです。

 SNSの中に誤報(一部で虚報)があることは否定出来ませんが、それを遙かに上回る貢献があります。それは「宅配紙新聞」が隠して報じないことを積極的に報じていると言うことです。
 一体なぜ彼らは報じないのでしょうか。それは中国政府を恐れているからとしか考えられません。しかも其れは“鹿虐待”に限った話しではありません。“尖閣”にも共通する実態です。

令和7年4月27日   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ