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記者クラブ所属の各社代表の全記者と、与野党全党首の誰も「少子化対策」に触れない「参院選 党首討論会」の異常

 7月3日の読売新聞は、「参院選 党首討論会の詳報」と言うタイトルで、次の様に報じていました。

A283-2,3



 記事は、デジタル画面で転載しようと思いましたが、検索しても出てくるのは下記の様に、3年前の前回参院選挙の時のものだけで、なぜか今回のものは有りませんでした。

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(参議院選挙:経済・安保 9氏激論…参院選 党首討論会の詳報 : 読売新聞)

 少子化は、国家喫緊の最重要課題の筈です。出席者達はなぜ誰も発言しないのでしょうか。それは彼らはこれ以上「少子化対策」を議論すれば、自分たちが今まで長年主張してきた「少子化対策」が何の効果も無い(反対に少子化を加速した)「悪質な便乗詐欺行為」であったことが白日の下にさらされる事が明らかだからです。

 「少子化」よりも、自分たちの進退を重視しているのです。

 今年だけでなく、3年前の参院選挙時の「参院選 党首討論会」でも、少子化は全く議論されていません

 ここで言えることは、国民の代表でも新聞の読者の代表でも無い
記者クラブなどを相手にした議論は、何の意味も無く有害無益であると言う事です。政治家はそれを認識すべきです。もしかしたら読売新聞はそういうことを認識しているので、デジタル版には掲載しないのかも知れません。

 今回の選挙で注目されている参政党は、「日本人ファースト」を標榜し、移民・外国人の否定を訴えているので、少子化対策についても従来の「官」、「学」、「マス」とは異次元の新提案が出てくることを期待しましたが、「少子化問題」には触れなかったのでガッカリしました。

令和7年7月6日   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ