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自国の移民排斥には口をつぐみ、日本人に移民受け入れを勧める最低のフランス人(レジス・アルノー)


 ニューズウィーク(日本語版)6月3日号の最後のページに、フランス人記者(レジス・アルノー)による、「日本人は外国人労働者の受け入れを恐れるな」という見出しの下記のな記事がありました。スイスと比較したりして、移民のメリットを論じていますが、この記者は先般のEU議会選挙で示された結果反移民派の躍進に示されたフランス人の民意を知らないでものを言っているのでしょうか。

 このニューズウィーク誌の記事の中にも、別のページで、「EU議会選で急浮上 極右が欧州を乗っ取る日」と言う見出しの記事で、
フランスの惨状が報じられています。スイスも移民排斥勢力が勢力を拡大しています。このフランス人記者は、異国の日本人に移民のメリットを説教する暇があったら、自国に帰って自説を訴えるべきです。日本人への説教は、自国の国民の賛同を得てからでも遅くありません。

 わずかな移民受け入れのメリット(それすら本当にあるのか疑わしい)のみを述べ、その数百倍にも上るデメリットには口をつぐみ、
他人が己と同じ不幸な境遇に陥るのを眺めて、心の慰めとするという、悪質欧米人の典型、最低の人間だと思います。

平成26年5月30日   ご意見ご感想は こちらへ   トップへ戻る    目次へ


〈日本人は外国人労働者受け入れを恐れるな〉



〈EU議会選で急浮上 極右が欧州を乗っ取る日〉