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皇族の自覚 −佳子さま学習院を中退して国際基督教大学へ−
9月11日の読売新聞は、「佳子さま、学習院大を中退…ICU含め別大学へ」と言う見出しで、次のように報じていました。
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佳子さま、学習院大を中退…ICU含め別大学へ
2014年9月11日13時22分 読売新聞
秋篠宮ご夫妻の次女佳子さま(19)が今夏に学習院大文学部を中退していたことがわかった。
姉の眞子さま(22)が今春卒業された東京都三鷹市の国際基督教大学(ICU)を含め、別の大学への進学を検討される。
佳子さまは学習院女子高等科から、昨年4月に東京都豊島区の学習院大文学部に入学し、教育学を学ばれていた。今年12月29日には20歳の誕生日を迎え、成年皇族としての公務を始められる。
一方、眞子さまはICUで美術や文化財の勉強をし、今月下旬には英国のレスター大大学院に入学される。
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今回の佳子さまに限らず、近年皇族の学校として位置づけられていた「学習院」に進学されない皇族方が増えています。佳子さまの姉の眞子さまは国際基督教大学へ、高円宮妃久子さまの長女、承子(つぐこ)さまも早稲田大学ご卒業で、三女の絢子さまも城西国際大学を卒業されていて、数少ない男子の悠仁さまもお茶の水女子大付属小学校へ入学されました。今、学習院へ行っているのは愛子さまだけではないでしょうか。
現皇太子殿下の世代までは、皇族方はほぼ100%学習院に学ばれていたことを思えば、異変と感じざるを得ません。戦前と違って、入学については特別の決まりはないようですが、学習院が歴史的に皇族のための学校として創立され、長年その使命を果たしてきたことを考えると、安易に学習院を排除して良いものかと疑問に感じます。
皇族は一般国民とは立場が違うわけですから、どこへ行こうが、何をしようがご本人の自由というわけにはいかないと思います。特に、キリスト教系の大学は、皇室が神道と一体不可分の存在であることに思いをいたせば、避けるべきだと思います。
なぜ、学習院を避けるようになったのかについては、たぶん何か理由があるはずだと思います。特段の理由がなければゆゆしき事態と言わなければなりません。
よほど公にするのがためらわれるような理由でなければ、マスコミは学習院が避けられる理由を国民に知らせる使命があると思います。「特定秘密保護法」に関してだけ、国民の知る権利が有るわけではないはずです。この問題でもマスコミはその使命を果たしていません。
平成26年9月30日 ご意見・ご感想は こちらへ トップへ戻る 目次へ