G27
青森の学校内のいじめによる自殺事件で、教育委員会任せでマスコミに出てこない校長と担任教師


 先日G26で長野県の女子中学生の水死事故のことを書きましたが、この事故と前後して8月28日に青森県の「中1男子のいじめ自殺」、8月30日に同じ青森県の「中2女子生徒いじめ自殺」が相次いで報じられました。
 「中1男子のいじめ自殺」の報道は下記の通りです。
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自殺の中1男子の部屋に「いじめ」示唆のメモ 青森
8月28日 16時03分 NHK

 今月19日、青森県東北町で、中学1年の男子生徒が首をつって自殺したとみられることについて、生徒の親によりますと、自宅の生徒の部屋から、「いじめが無ければ“もっと”生きていた」といった文言が書かれたメモが見つかったということです。町の教育委員会は、いじめがあったのかどうか、引き続き調べています。

 今月19日、東北町で中学1年の男子生徒が自宅の敷地にある小屋で首をつって死亡し、警察は自殺とみて調べています。
 これについて、生徒の親によりますと、自宅の生徒の部屋から、10枚にわたるメモが見つかり、「いじめが無ければ“もっと”生きていたのにね、ざんねん」といった文言や、 いじめたとする生徒の名前などが書かれていたということです。

 28日は、男子生徒が亡くなったあとはじめて、東北町
教育委員会の漆戸隆治教育長が生徒の自宅を弔問に訪れました。
 弔問後、
取材に応じた漆戸教育長によりますと、生徒の親からメモのコピーを受けとったということです。
 漆戸教育長は「いじめが原因なのか、ほかの原因があるのかを、しっかりと調査して結論を出したうえで遺族に報告し、二度とこのようなことがないよう万全の対策を取りたい」と話し、いじめがあったのかどうか、引き続き調べていく考えを示しました。
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 この記事を見ると対応に当たっているのは、もっぱら教育委員会の教育長であって、学校長担任の教師等の学校関係者の姿が見られません。これで良いのでしょうか。

 事情を一番よく知っているはずの担任教師はなぜ前面に出て、説明に当たろうとはしないのでしょうか。
NHKの記者はなぜ担任教師に直接取材しないのでしょうか。

 担任教師は生徒のそばにいても何も知らず・聞かずで役に立たないのでしょうか。校長には管理者としての責任感はないのでしょうか。

 もし役立たずであるとかやる気が無いというのであれば、彼等はその待遇(一般公務員より恵まれている)に見合う働きをしているとは言えません。

平成28年8月31日   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ