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コロナの緊急事態に際して、何もしない何も考えない、存在感が希薄な萩生田文科相(文科省)

 
4月23日のNHKテレビニュースは、「緊急事態宣言『地域一斉臨時休校 要請せず』萩生田文部科学相」と言うタイトルで、次の様に報じていました。
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緊急事態宣言「地域一斉臨時休校 要請せず」萩生田文部科学相
2021年4月23日 12時02分  NHK



 萩生田文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、宣言を受けた
学校現場の対応について「文部科学省から地域一斉の臨時休校を要請することは考えていない。学校の臨時休校は、地域の感染状況を踏まえて学校設置者が判断することだが、真に必要な場合に限定して慎重に判断すべきものだ」と述べました。

 また、
大学の授業については「対面とオンラインのハイブリッドで進めてほしいと申し上げてきた。大学は知恵を絞って工夫し、学生の学習に支障がないような対応を考えていただくことがいまは大事だ」と述べました。
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 要は
文科相(文科省)はこのコロナ緊急事態に際して、何もしない・何も考えないと言うことで、驚きあきれて開いた口が塞がりません。仮に全国の小中学校に一律の指示は出さないとしても、最低でも基準(あるいは望ましいこと、してはいけないことなど)ぐらいは示さなければ、“現場”は混乱し、地域により学校により不適切な状況が出現します。これでは“監督官庁”の名に値いせず、存在価値がありません。それとも元々“監督”する気はないのでしょうか。

 今、文科省が関心があるのは、教師の
“働き方改革”に名を借りた、教師の“手抜き”支援だけで、読売新聞が力を入れている“わいせつ教師の横行”問題にも、校内いじめの激増にも何の関心も示していません。文科省は児童・生徒の為にあるのではなく、“教師の為にある”と考えているかのようです。

 
萩生田文科相は私の理解では、安倍総理の側近(お気に入り)で、見込まれて伏魔殿文科省に送り込まれたと思っていましたが、着任以来目立った功績どころか、何の存在感も示していません。官僚には何も言えないのでしょうか。

令和3月4日27   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   
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