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 総額12兆円の財政負担となる新型コロナ全国一律一人10万円給付金、大きな誤りに対して、与野党・マスコミ・学者・官僚のどこからも批判が出てこない日本の現状は、深刻な事態と言うべき

 1月8日に「テレ東NEWS」は、「総理!給付金は再び支給しますか?に驚きの答えが・・・【テレ東・篠原キャップ解説】」というタイトルで次の様に報じていました。
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https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/txn/kaisetsu/post_218384/
2021/01/08(金)17:00
1月7日、菅総理大臣は、東京など1都3県に対する
緊急事態宣言を発表するため記者会見を開きました。
テレビ東京の篠原裕明官邸キャップはこの会見で、
前回の緊急事態宣言の際のように、
国民一律の給付金を検討する考えがあるのかを菅総理に質問しました。
すると、
驚きの答えが・・・。

さらに、医療従事者の給与を改善する考えがあるかについても聞きました。
それぞれの菅総理の回答について
篠原官邸キャップが独自の切り口で詳しく解説しています。




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菅総理は昨日7日の記者会見で、テレビ東京の記者から、今回再び緊急事態宣言を発するに際して、前回の緊急事態宣言時と同様に全国民一律10万円の給付金を支給するかと質問されましたが、この質問については何も答えず「スルー」しました。

 なぜでしょうか、もしする気があるのなら
「する」と答えるでしょう。自信を持ってしないのであれば、「しない」と答えるでしょう。ところが彼は何も答えずに「スルー」しました。これは自信を持って「しない」と答えられないから、あるいは答えたくないから、「スルー」を決め込んだのでしょう。質問者が最初に聞いた質問に答えず、都合の悪い質問を無視するのは誠実さに欠けると言うべきです。

 なぜ今回はしないのでしょうか。それは前回の
給付が何の効果も無い大きな誤りであったからです。そしてなぜ「しない」と答えなかったのでしょうか。それは「誤り」を認めたくなかったからです。

 このやり取りで前回の
10万円給付は誤りである事が明らかになったと言って良いと思います。そして、この総額12兆円の財政負担となる大きな誤りをごり押しした公明党は、愚劣・悪質極まりない(“公明”とは正反対の)政党であり、これに対して与野党・マスコミ・学者・官僚のどこからも批判が出てこない日本の現状は、深刻な事態と言うべきだと思います。

令和3年1月7日   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ