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LGBTは病気の一種です。まず必要なのは治療とリハビリです

「同性愛」を巡る問題について、2月4日の読売と2月5日、7日のNHKは次の様に報じていました、
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荒井勝喜首相秘書官、性的少数者を「隣に住んでたら嫌だ」「見るのも嫌だ」と差別発言
2023/02/04 00:30 読売

 荒井勝喜首相秘書官は3日夜、
性的少数者(LGBT)や同性婚カップルを巡り、首相官邸で記者団に対し、「隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ」と発言した。同性婚の合法化について、「(ほかの首相)秘書官も皆、反対だ」「認めたら、日本を捨てる人も出てくる」とも語った。


荒井勝喜首相秘書官(右)

 報道を前提としない
非公式の取材に対する発言だったが、首相官邸内では、軽率かつ差別的な内容で問題が大きいとの受け止めが広がっており、更迭論が出ている。

 荒井氏は同日深夜、
公式に謝罪し、撤回した。記者団に「誤解を与えるような表現をして大変申し訳なかった」と述べ、性的少数者や同性婚カップルなどに「おわびしたい」と謝罪した。
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同性婚めぐる発言で首相秘書官更迭 岸田政権 打撃避けられず
2023年2月5日 5時57分  NHK

 
同性婚をめぐる不適切な発言で総理大臣秘書官が更迭されました。岸田総理大臣は多様性を尊重する政府の方針は揺るがないことを丁寧に説明し、影響を最小限に抑えたい考えですが、野党側は任命責任を追及していく方針で、政権への打撃は避けられない情勢です。

 荒井勝喜・前総理大臣秘書官は、3日夜、
オフレコを前提にした記者団の取材に同性婚をめぐって「見るのも嫌だ」などと発言し、その後、不適切だったとして撤回し、謝罪しました。
しかし、岸田総理大臣は、
多様性を認め合う包摂的な社会を目指す政権の方針とは相いれず、言語道断の発言だとして4日、荒井氏を更迭し、後任を決定しました。

 そして、「
『性的指向』『性自認』を理由とする、不当な差別や偏見はあってはならない」と述べました。

 国会で新年度予算案の審議が続く中、岸田総理大臣としては、
多様性を尊重し、包摂的な社会を目指す政府の方針は揺るがないことを丁寧に説明することで、今回の更迭による影響を最小限に抑えたい考えです。
 一方、立憲民主党の安住国会対策委員長は「極めて
差別的な発言だ。去年の臨時国会では大臣ばかりクビになり、通常国会では秘書官ばかり問題になっている。岸田総理大臣は聞く力があると言うが、人を見る力はないのではないか」と批判しました。

 野党側は、
同性婚や、LGBTQなどの性的マイノリティーをめぐる内閣の姿勢をただすとともに岸田総理大臣の任命責任を追及していく方針で、去年相次いだ閣僚の更迭に続き、政権への打撃は避けられない情勢です。
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林外相“多様性尊重取り組む姿勢”G7議長国として国内外に説明
2023年2月7日 14時26分 NHK

 
同性婚をめぐる差別的な発言で総理大臣秘書官が更迭されたことをめぐり、林外務大臣は、G7=主要7か国の議長国として、多様性が尊重される社会の実現に向けて取り組む姿勢を、国際社会に対して説明していく考えを示しました。

 同性婚をめぐる差別的な発言で総理大臣秘書官が更迭されたことについて、
海外メディアは「G7のリーダーたちをことし5月に招く準備をしている岸田総理大臣にとって恥ずべきことだ」などと報じています。

 これについて、林外務大臣は記者会見で
性的指向性自認を理由とする不当な差別偏見は、あってはならないとしたうえで「政府としては多様性が尊重され、すべての人がお互いの人権や尊厳を大切にする社会の実現に向けて取り組んでいく。G7の議長国を務める日本政府として、改めて国の内外に対して丁寧に説明していく努力を続けていかなければならない」と述べました。

 一方、記者団がLGBTの人たちへの差別を禁止する法律などの各国の整備状況を質問したのに対し「一概に比較することは困難だが、日本以外のG7の国は何らかの形の
性的指向性自認に基づく差別を禁止する法令や同性婚法、またはパートナーシップ制度を有している」と述べました。
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 荒井勝喜首相秘書官の「同性愛」を巡る発言が“差別”と非難されています。
「差別」は文句なしの「悪」ですから、「差別」のレッテルを貼ることは、問答無用という事態ですが、この問題はそれで良いのでしょうか。LGBTについては、価値観の大転換であり、様々な意見が有ると思いますが、今、この段階で「問答無用」というのは、言論の自由,民主主義の観点から見て、正しい対処ではありません。

 この点を考慮したのかは分かりませんが、“差別”と言う人と、“差別
”という人がいるのは注目して良いと思います。NHKは当初“差別”という言葉は一切使わず、その後は“差別的”を使っています。

 
LGBTは病気の一種です。自然の生物界ではあり得ない,存在し得ない病気です。先天的な病気なのか、後天的なものなのかは不明ですが、健常者ではないことは議論の余地がありません。“多様性”で論じる範囲の外です。

 
先天的後天的か、どちらにしても病気である以上、まず必要なのは治療リハビリで健康を取り戻すことです。病気に慣れることではありません。
 
周囲(社会)感染・蔓延(子供への悪影響など)の恐れがある場合は隔離が必要な場合も出てきます。
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(以下は令和5年6月17日追記)
 
“問題”発生の経緯を考えると、この問題は“欧米”発の問題で、日本国内では99%無かった問題です。それにもかかわらずG7を目前にして、この“問題”が伝えられるや、あっという間に拡散し、欧米追随一色に染まる動きを見せる日本の人達は、本当に情けない人達だと言う思いを禁じ得ません。
 参議院での法案採決に際して、自民党の青山繁晴、山東昭子、和田政宗の3議員が退席(棄権)したことは救いになります。

 岸田総理はこの問題に関しては
“多様性”を強調していますが、少子化問題にかかわる「男女、夫婦、父母役割分担(の是非)については、多様性を認めようとしてはいません。

 また岸田総理に「
聞く力はあるが、人を見る力が無い」と言うのは、言い換えれば「周囲の顔色を窺って、上手く立ち回ろうとするだけ」で、「自分の世界観がない」という事を意味しています。

掲示板 No 1077 2023/02/08 より転載

令和5年6月17日   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ