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更新:2010.5.13

ことか(古都華)        奈良県産イチゴの新品種 イチゴ

奈良県が新たに開発した新品種のイチゴ「ことか(古都華)」、濃い赤色で大粒、果肉は淡紅色、糖度が高く程良い酸味も加わり人気の高い品種として平成21年9月に品種登録が出願されました。
これから県内各地の農家で栽培が広がるものと期待され、出荷量も増えるものとと思われる新品種のイチゴです。



「ことか」へのリンク

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アスカルビー イチゴ

奈良産の真っ赤な色鮮やかなイチゴ、スーパーなどでよく見かけます。
アスカルビーは、奈良県農業技術センターが平成5年以来研究に研究を重ね、味、色、艶、生産性に優れた品種として開発され、平成12年2月、品種登録したものです。
特徴としては、糖度が高く、粒が大きく、甘味と酸味の程良いバランス、果汁の多さ、鮮やかな色、さらに病害虫にも強く生育が早いことから栽培しやすいため、天理、大和郡山、桜井、明日香村などで盛んに栽培されるようになりました。

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ブルーベリー 果実

甘酸っぱいブルーベリーは、ジャムとして人気の高い果実ですが、大和高原は昼夜の寒暖の差が大きく、この地域には自生種も見られ栽培の適地です。
真夏の日照りの中で更に甘みと酸味のバランスが増したブルーペリーを冷たく冷やして食べると暑さを忘れます。
ブルーベリーは、目にも良いということですが、ジャム以外の商品開発が期待されている果実です。

     大和高原ブルーベリー園(於 室生村)

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大和いも         ツクネイモの代表で表皮が黒い 大和の伝統野菜


写真提供:清澄の里「粟」 三浦 雅之氏
ヤマイモと呼ばれる芋の代表が一般的にに見かける円錐形のナガイモ、扁平で扇形のイチョウイモ、球状の大和イモのようです。大和いもは表皮が黒く、伊勢いもと呼ばれるものは表皮が白い。
葛城山麓、特に御所市を中心に江戸時代から栽培されてきた歴史をもち、「山薬」と呼ばれるほど滋養豊富で胃腸に薬効があるとされている粘り気の多い芋である。
乾燥に弱いため産地が限定され奈良県内でも葛城山麓を中心に栽培されているが、粘りの強い独特の食味から奈良の名産品としてこれからも大事にされることでしょう。

清澄の里「粟」へのリンク

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大和三尺         長く三尺(90p)にも育つという”きゅうり”(胡瓜) 大和の伝統野菜


写真提供:清澄の里「粟」 三浦 雅之氏
大和三尺と呼ばれるだけあって実に長く育つ胡瓜です。一般的には二尺(60p)程度のようです。
数十年前までは奈良県下で広く栽培されていたようですが、その姿が長いため良く曲がり、流通に適さなかったためか生産が減ってきたようです。果肉は緻密で歯切れが良く、種が少なく、苦みも少なく、漬け物にも酢の物にも良い胡瓜です。

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ムコダマシ        もち米で作った餅だと婿を騙して食べさせたという白い粟餅 大和の伝統野菜


写真提供:清澄の里「粟」 三浦 雅之氏
大変ユニークな名前て゜、吉野の山間部で栽培されていた在来種の粟「ムコダマシ」、大方の粟が脱穀すると黄色ですが、このムコダマシは白いためにこの名が付いたようです。
吉野の山間部には、今なお伝統的な野菜や穀類が栽培されているようですが、このままの状態ではこれらの貴重な種が絶滅するのではないかと危惧されいています。

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ウーハン          奈良市高樋町で今も栽培されている大和の里芋「烏播」 大和の伝統野菜


写真提供:清澄の里「粟」 三浦 雅之氏
この耳慣れない名前の里芋「ウーハン(烏播)」は、元々台湾で栽培されていたものが移入されたようです。数十年前までは宇陀や吉野の山間部では盛んに栽培されていたようですが、収穫の時期などの問題から徐々に減少したようです。
しかし、この芋のの特徴である”強い粘りがあり美味しい、作りやすい(耐乾燥性がある)”ことから、農家の自家消費用として栽培が続けられています。
 清澄の里「粟」では、四季折々の伝統野菜を利用した料理を食べることが出来ます。

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大和肉鶏           奈良で生まれ育った地鶏、味・歯ごたえともに絶品 地鶏


精悍な面構えをした大和肉鶏
奈良は古くから「大和かしわ」と呼ばれる鶏肉の産地でした。戦
後の飼料事情やブロイラーの輸入と大量生産でその地位を失っ
てしまいました。
昭和49年度から奈良県畜産試験場を中心に研究が積み重ねら
れ、昭和57年現在の「大和肉鶏」が誕生しました。
大和肉鶏は次のような交雑種なのです。



ブロイラーとは飼育環境も異なり、期間も長く独特の食感と食味
が特徴です。
写真提供:大和肉鶏農業協同組合 組合長 出口 清一氏
  何といっても「鍋料理」
 丸ごと薫製にしたもの等の加工品

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赤米・黒米          五條市で開花した古代から現代に伝わっている珍しい米 様々の古代米


9月5日撮影
芳田農園へのリンク
五條市の「芳田農園」では、毎年8月末から9月中旬にかけて、
20種類もの珍しい古代米が赤や紫の穂を出し、あたかもお花畑
に立っているかと勘違いするような田園風景を見ることが出来ま
す。米の色だけでなく、ネズミ米と呼ばれるような”香り”付けをす
る米もあるとのことです。

    

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